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愛犬と泊まれる宿「ペアツリー草津」

国内でも名湯と名高く、観光スポットとしても栄えている草津温泉。

観光スポットのひとつ、湯畑から徒歩15分ほどのところに「ペアツリー草津」はあります。

こちらは普通の旅館やホテルと違って、貸別荘という形をとっています。

ですので、スタッフは常駐しておらず、食事などのサービスも用意されていません。

その代わり、閑静な別荘地の中に建っているので、自分の持っている別荘に来た気分で宿泊できます。

公式HP引用

もちろん、お風呂は温泉で、好きなときに好きなだけ温泉に浸かることができる贅沢を味わえます。

標高1,200mと高いところに建っているので、夏場は避暑に、冬場はウインタースポーツを楽しむための拠点として使えるお宿です。

そんな貸別荘をご紹介していきます。

ペットと泊まれる施設

ペットと泊まれる宿の食事

上でも触れましたが、こちらのお宿はホテルや旅館のように、建物にあるお部屋を借りて泊まるのではなく、別荘を丸ごと1棟貸しする形になっています。

ですのでスタッフも常駐しておらず、いろいろなサービスが提供されません。

食事もそうで、普通であれば夕食・朝食の2食がセットになっているものですが、こちらでは素泊まりのみの宿泊です。

その代わり、20畳と広めのリビングダイニングには、2口コンロのガスレンジをはじめ、デッキやダイニングで使えるIHポータブルコンロ、電子レンジ、オーブントースター、電気ケトル、冷蔵庫、3合炊きの炊飯器など必要な調理家電は一通りそろっています。

もちろん、お鍋やボール・ざるのセット、おたま・トングのセットといった調理器具やカトラリー、お箸、お皿といった食器もすべてそろっており、コンビニやスーパーが近くにあるので、食材を調達すれば自宅と同じように自炊できる環境は整っています。

ただし、焼肉のような部屋に匂いが残ってしまう料理については禁止されているので、匂いが強い食事を作ろうと思ったら事前にお宿に相談してみましょう。

バーベキューについても、別荘にデッキはありますが禁止となっています。

また、観光名所が徒歩圏内にあることもあって、近くに飲食店がいろいろあるので、そこで外食することも、テイクアウトしてお部屋でいただくことも可能です。

1棟貸ししているお宿なので、食事はワンちゃんと一緒に摂ることができます。

ペットと泊まれる宿のお風呂

公式HP引用

このお宿は1棟貸しなので、部屋風呂や大浴場ではなく普通の一軒家と同じようにお風呂場を使います。

しかし、草津温泉に隣接していることもあって、お風呂はお湯ではなく温泉が引かれているのが大きな違いです。

使われているのは日本三大名湯の草津温泉の中でも、特に真綿のように柔らかい湯あたりから名付けられた「わたの湯」という源泉で、24時間源泉掛け流しの温泉に入れるようになっています。

「わたの湯」は名前の通り、乳白色の温泉で硫黄泉かつ強酸性の泉質ですが、肌にはとても優しく、湯心地が抜群な希少泉です。

神経痛、関節痛、打ち身、五十肩、慢性消化器病、冷え性、慢性皮膚病、動脈硬化、慢性婦人病、切り傷、ヤケドなどに効能があるとされています。

ペットと一緒に泊まれる宿でも、大抵の場合はワンちゃんはお風呂場に立ち入り禁止になっていることが多いのですが、こちらの別荘ではお風呂場に広めの洗い場があり、そこにペットバスが常備されているので、わんこをお風呂に連れて行って一緒に温泉に浸かれるのがうれしいところです。

愛犬を放し飼いにできるお部屋

公式HP引用

1棟貸ししているお宿なので、まるごと1軒自由に使えるわけですが、屋内で愛犬を放し飼いにすることができます。

貸別荘の間取りですが、1LDKと普通の一軒家より少し狭く感じるかも知れませんが、宿泊人数が最大4人と決められているので、4人以下であれば十分な広さでしょう。

リビングはダイニングと一緒になっていて、20畳の広さがあります。

こちらの方にキッチンも備え付けになっており、食事のところでも触れましたが自炊をするための設備や器具は一通りありますので、自宅で過ごしているのと同じようにキッチンでお料理を作ってそのままダイニングへ運んで食事をする、というスタイルがとれます。

リビング・ダイニングのほかに6畳の和室が1室用意されています。

こちらは、広さから言っても寝室と割りきって使うお部屋だと言えるでしょう。

こちらの別荘で宿泊する上で、ひとつ重要なのがエアコンは備え付けになっていないということです。

標高が高いところに建っているので、夏でも意外なほど涼しく過ごせるのが理由ですが、暑くてもサーキュレーターが2台用意されているので、扇風機として使えば十分しのげるはずです。

冬場は平地より冷え込みますので、FFファンヒーターが備え付けになります。

これもサーキュレーターを上手に使って暖気を循環させることで、エアコンなしでも暖かく過ごせます。

ペットと泊まるときの注意点

公式HP引用

上でも触れましたが、ペットは屋内で放し飼いにすることができます。

お風呂も含めてペットの立ち入りが制限されているところがありませんので、別荘内は自由に動き回っても問題ありません。

ただし、お風呂については危ないので浴槽の中には一緒に入れないようにしましょう。

ペットのお風呂は人の浴槽とは別にペットバスが用意されていますので、ペットバスに入れるサイズのわんこであればそこで温泉を味わってもらえます。

受けいれ可能なペットですが、小型犬から超大型犬、猫、小動物となっています。

ペットの宿泊は有料となっており、大きさ、種類を問わず1頭1泊1,100円です。

ペットの受けいれ頭数には制限がありませんが、3匹以上の多頭飼いをしているからといって全部を連れてくるのは考え物です。

あくまでも常識の範囲内で連れて来られる頭数と考えて、ペットを連れてくるようにしましょう。

ペットの受けいれ条件ですが、

・予防接種・ワクチンの接種を受けていること
・トイレのしつけがきちんとできていること
・無駄吠えをしないこと

となっています。

特別な条件ではないので、連れてくるのに問題が起こるようなことはないでしょう。

別荘の方には消臭スプレー、足拭き用タオル、ペットシート、新聞紙などが用意されています。

ケージは必要ありませんがリードをはじめ、粘着ローラー、トイレシート、粘着ローラー、食器、食事・おやつなど普段使っているものは準備して持ってくる必要があります。

加えて、寝具やソファーの汚れを防ぐためのシーツと抜け毛を防止するために洋服を準備することが要望されているので、忘れずに準備しておきましょう。

ペット宿の設備とアメニティ

公式HP引用

普通のホテルや旅館と違ってお部屋に備わっているものではなく、別荘の中に備わっているものという形ですが、上でも触れた通りキッチン周りの設備と備品はすべてそろっています。

それに加えて、乾燥機付き洗濯機がありますので、1泊であれば使うことはないでしょうが連泊する際には重宝するはずです。

冷暖房についても上で触れたとおりで、暖房設備のみが設置されている形になっています。

これら以外にウォシュレット付きトイレと温泉を引いたお風呂、4人分の布団セットが備え付けになっています。

備品で言うならテレビと電話は設置されていないので、特に電話についてはかける用事がある場合は自前の電話を使います。

ただ、これもドコモ以外のキャリアの場合はつながりにくいことがあるようなので、注意が必要です。

アメニティですが、シャンプー、リンス、ボディソープ、ドライヤー、フェイスタオルが準備されています。

バスタオルと歯磨きセット、浴衣のような寝間着は準備されていないので、忘れずに持ってくるようにしましょう。

わんこと行ける観光スポット

草津熱帯園

お宿から車で5分ほどのところにある公園・動物園です。

園内には高さ15mの温泉熱を利用した亜熱帯のジャングルドームが設置されており、中には熱帯の植物や動物が生育・飼育されています。

こちらはリードを着用することを条件にワンちゃんを同伴して入園できるので、広い園内を散歩しつつ、ドームを楽しんではいかがでしょうか。

別荘気分を味わえるお宿

公式HP引用

別荘地にある貸別荘なので、宿泊すればそのまま自分の別荘に来た気分が味わえるのが最大の魅力です。

さらに源泉かけ流しの温泉に24時間いつでも入れることや、ペットを連れて来ても、別荘を汚さない限りは自由にできたりと、他人の目を気にしなくていいので、まさに羽を広げることができるお宿と言えるでしょう。

「ペアツリー草津」へのアクセス

電車の場合は、東京から長野新幹線で軽井沢駅下車、路線バスで草津温泉ターミナルへ向かうか、上野から特急を使って吾妻線の長野原草津口駅下車、JRの接続バスでターミナルへ向かいます。
車の場合は、関越自動車道渋川伊香保IC下車、国道17号バイパスから国道353号線、145号線を通って国道292号線で草津へ向かいます。