もくじ
大弥旅館 京都府 ペットと泊まれる宿
京都駅から歩いて行ける東本願寺近くで、京都観光には最高の立地に建つペットと泊まれる宿です。
旅館の女将さんは2匹の看板犬のお母さんで、いつも元気で名物的存在としてリピーターが多い宿です。
旅館の建物は町屋風で、京都の風情を感じるお部屋は全部和室で15室ありますが、ペットと一緒に泊まれる部屋は3室です。
とにかく京都駅周辺や市内観光にはもってこいの場所にあり、しかもリーズナブルなお宿でということで、宿泊費に旅の予算をかけたくない人にはおすすめの宿です。
女将さんもワンちゃんを飼っていて、滞在中のペットの留守番をお願いできるのはありがたいですし、チェックアウト後でも預かってもらえるのは嬉しいですね。
ペットと泊まれる施設
施設名 | 大弥旅館 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒 600-8146 京都府京都市下京区下珠数屋町通東洞院東入 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
入れる場所 |
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料金 | ■ 大 人 :素泊まり 4,546円~ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
温泉・風呂情報 | 貸切風呂 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ペット宿泊 備考欄 | 小型犬: 1,000円 / 中型犬: 2,000円 / 大型犬: 2,000円 / 超大型犬: 2,000円 / 小動物: 1,000円 |
ペットと泊まれる宿 食事
こちらの宿では素泊まりのみで食事はついていません。
自炊の施設もありませんので、外食するかお弁当や総菜をテイクアウトするしかありませんので、宿周辺のおすすめをご紹介します。
宿の目の前にコンビニがありますので、長時間外出せずに食事を調達するのであればそちらを利用するのが良いでしょう。
また京都駅近くまで出ればコンビニだけでなくテイクアウト可能な飲食店がたくさんありますので、調べた上で利用をしてください。
宿の系列店的存在の「喫茶店 大弥」が旅館の向かいにあります。
営業時間が7:30~16:00までなので夕食には間に合いませんが、モーニングセットは宿泊客なら480円で出してもらえます。
京都駅周辺の喫茶店などのモーニングセットは1,000~2,000円くらいが相場なので格安と言って良いでしょう。
夕食には京都駅周辺の飲食店を利用されるのが良いでしょう。
色々なジャンルの飲食店が遅い時間まで営業していますので、選り取り見取りお好きなお店を選んで食事してください。
せっかくの京都ですから、少し足を伸ばして祇園や先斗町あたりで雰囲気を味わいながら食事をするのもまた雰囲気を味わえて良いですね。
ひと昔前だと祇園や先斗町あたりの老舗で格式のあるお店や有名店では「一見さんお断り」のお店が多かったのですが、最近ではきちんと予約をしておけば断られることはありません。
運が良ければ舞子さんを見かけるかもしれません。
夏の京都であれば鴨川沿いの料理屋が川べりに出す「川床」での食事をおすすめします。
多数のお店がありますがどちらを選んでもさほど違いはありませんので、写真などで雰囲気が良さそうなお店を選べば良いでしょう。
料理は懐石風に何品かが次々に出されますので、ゆっくり過ごすことができます。
夕暮れの鴨川の河川敷を散歩する人を眺めながら次第に暮れ行く京の街を眺めていると、鴨川を渡る風が少しずつ涼しく感じられて暑い京都の夏が快適に思えるから不思議です。
料理代金は宿代からみればかなり高めではありますが、ぜひ一度体験してみることを心からおすすめします。
ペットと泊まれる宿 お風呂
宿には男女兼用の内風呂が一つだけなので宿泊客が多いと混み合ってなかなか入浴できない状況になることがしばしばあります。
時間は24時間いつでも利用できますが、貸し切り予約などは受け付けていないので宿泊者同士で譲り合いながら順番で入るようにしてくださいね。
シャンプー、リンス、ボディシャンプ―などは常備されていますが、女将さんのご家族が使っているものや宿泊客の忘れ物などもあるようです。
もしひどく混み合っていていつ入浴できるか検討がつかないような時には、宿から近くの京都タワーがあるビルの地下3階にある「京都タワー大浴場 YUU」で入浴することをおすすめします。
この大浴場の営業時間は7:00~22:00で、入浴料金は大人で平日770円、土日祝が910円です。
お風呂は、男女それぞれの大浴場が一つずつだけのシンプルな銭湯ですが、浴室の壁には京都タワーや五重塔や大文字のイラストが描かれていて京都らしさを感じさせてくれます。
浴槽の真ん中には噴水があり、かなり広いのでゆったり浸かることができますよ。
また、洗い場も広くたくさんの数があるので、少しくらい混んでいても空くのを長時間待つようなことはありません。
毎月第4日曜日には「変わり湯」が実施されていますので、運が良ければ季節折々に5月の菖蒲湯ですとか12月のゆず湯をはじめ、リンゴ湯やバラ湯なども楽しめますよ。
また女性の脱衣所内には広々としたパウダーコーナーが設置されています。
なお、ここではフェイスタオルが1人1枚貸し出してもらえます。
もう少し京都らしいお風呂に入ってみたい方は、宿から少し遠いですが京都駅を越えたところにある「日の出湯」という昭和3年から営業している昔ながらの趣がある街の老舗の銭湯があります。
営業時間は16:00~23:00までで、入浴料金は大人450円です。
駐車場などはないので近隣の有料駐車場を探すか、駅を越えて歩いていくことになります。
ここはまさに昔懐かしい銭湯の面影を残していて、のれんをくぐると「おいでやす」との京都弁で迎えてくれるのも異邦人には嬉しいものですね。
このような昭和の匂いに浸れる銭湯でのんびり過ごすのもたまには良いでしょう。
ペットと泊まれる宿 お部屋
この旅館全体では12室ありますが、ペットと泊まれる和室は3室で、3畳から8畳の部屋が宿泊人数やペットの頭数によって割り振られます。
全室バス、トイレ、洗面台は付いておらず共用になりますが、いずれもキレイに掃除されていて快適に利用できます。
お部屋の内装などはごく普通の民家と変わりがありませんが、京都駅前で1人4,546円(税込5,000円)というリーズナブルな宿泊料金設定を考えれば相応の環境であるといえます。
お部屋の備品にはテレビ、湯沸かしポット、お茶セット、エアコン、バスタオル、フェイスタオル、浴衣があり、ドライヤーは女将さんにお願いすれば貸し出してもらえます。
また乾燥機付きのコインランドリーもあります。
布団は部屋にあり、宿泊客各自がセルフで敷くことになっています。
これらのペットOKのお部屋に泊まることができるのはネコや小動物のほか室内飼育の犬で、大型犬でも泊まることができますが以下の条件を満たす犬に限ります。
・トイレのしつけがきちんとできていること。
・無駄吠えをしないようにしつけができていること。
またペットの食事もありませんので、いつも食べ慣れているフードやおやつ、食器、敷物、トイレ、トイレシートなどを忘れずに必ず持参してください。
宿にはペット関連の用品はいっさい用意がありませんので、リードはもちろんケージなど必要と思われるものは全て持参した方が良いでしょう。
ペットと泊まれる宿 注意事項
・人用の布団の上にペットを上げて寝かさないようにしましょう。
・粗相やマーキングなどが心配な犬にはオムツやマナーベルトなどを着用してくださいね。
・無駄吠えが酷い時のために、あれば口輪なども持参しておきましょう。
・万一、部屋の中で粗相をしてしまったらキレイにした上で宿に場所を報せておくこと。
・同じく部屋の内装や調度品を傷つけてしまった場合も宿に必ず報告してください。
なお、これはペットへの注意とは違いますが、こちらの宿では繁忙期のダブルブッキングが多いとの情報があります。
予約を入れた後、当日前に一度は電話で予約の確認をしておいた方が良いでしょう。
また、宿には駐車場がありませんので、車で来た場合は近隣の有用駐車場(1日1,200円前後)を利用してください。
ペット宿周辺の観光情報
宿は東本願寺のすぐ近くで、どこに行くにしても便利なところにあります。
京都の観光情報といって寺社仏閣の情報などを書いてもいまさら感がありますよね。
歴史的なものには飽きたという方には下京区にある「梅小路公園」をおすすめします。
この公園にある「京都水族館」と「京都鉄道博物館」へはぜひ一度行ってみてください。
京都水族館は内陸にある水族館として日本で初めて人工海水を利用した水族館です。
地元京都の鴨川に生息する特別天然記念物のオオサンショウウオからゴマフアザラシまで250種が展示されていて内陸部にある水族館とは思えない規模です。
京都鉄道博物館は以前、梅小路蒸気機関車館と呼ばれ、巨大は転車台と扇形庫があり20両もの蒸気機関車が展示されていた鉄道マニアの聖地です。
現在名前は変わってもその様子はかわっておらず機関車ばかりではなく新旧の鉄道車両が展示されていて見応えがある博物館です。
ペットと泊まれる宿 まとめ
こちらの旅館は泊まることそのものを楽しむところではなく、あくまで観光の拠点として割り切って泊まるだけの宿といえます。
ですので、お部屋やお風呂に大きな期待はしないでください。
期待して良いのは京都市内観光には連れて歩きにくいペットを、自らも犬を飼っている女将さんにチェックアウトした後でも預かってもらえて安心して観光ができることですね。
そのことだけでもこの宿を選ぶ意味があるといえます。