もくじ
民宿喜楽 愛知県のペットと泊まれる宿
三河湾から伊勢湾に出る辺りの知多半島沖に浮かぶ日間賀島の高台にたたずむペットと泊まれる海の眺望が素晴らしい民宿です。
三河湾や伊勢湾の四季折々の鮮度抜群な海の幸を使った料理が自慢でそれを味わうためだけに訪れるリピーターもいるくらいですよ。
また、こちらではワンちゃんやペットたちも自由にくつろぐことができるように気を使ってもらえて、その心使いがとてもありがたく感じられます。
フェリーや高速船、あるいは珍しい個人営業の海上タクシーで海を渡れば、そこはのどかな時間が流れ、都会から隔離されたように海に浮かぶ小さな島です。
日常の喧騒から離れてペットと一緒にくつろぐことができる場所なのです。
ペットと泊まれる施設
施設名 | 民宿 喜楽 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒 470-3504 愛知県知多郡南知多町日間賀島天の山4-2 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
入れる場所 |
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料金 | ■ 大 人 :2食付き 10,500円~ ■ 子 供 :2食付き 7,350円~ ■ 一泊料金補足 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
温泉・風呂情報 | 男女別風呂 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ペット宿泊 備考欄 | ペットは無料 |
ペットと泊まれる宿のお食事
この日間賀島の周囲は複雑な潮流や矢作川などから流れ込む栄養たっぷりの川の水などによってプランクトンが豊かで、そのために魚介類の宝庫として知られています。
さまざまな魚介類が四季それぞれに旬を迎えて食卓に上り、美食を楽しむことができる島なのです。
中でも有名なのは1年を通して漁があるタコ料理で、この民宿ではそのタコが丸ゆでされて豪快に提供されるほか、刺身、唐揚げ、タコしゃぶ、酢の物などでも味わうことができるのです。
タコはコレステロールが低く、血液浄化や肝機能向上などにも良いとされていますから、美味しく調理されてたくさん食べることができるのは嬉しいですね。
また、三河湾は貝類も美味しいことで有名ですが、ハマグリかと見間違える大アサリ、サザエ、たいら貝、なみ貝と呼ばれるミル貝の一種などが焼貝や白ワイン蒸しや日本酒の酒蒸しとして料理されて出てきます。
また、シャコの塩ゆでも島の定番料理ですが、春先には刺身で出てくることがあって、これがもう得も言われぬ甘さで絶品なのです。
日本中を探してもシャコを刺身で食べられるところは少ないのでぜひ味わってください。
夏はハモが旬となり、天ぷらや唐揚げで食べるほかハモ寿司やハモちり鍋もあります。
またアナゴも夏の旬としてその天ぷらは絶品ですが、島では干物が作られていて珍しいお土産として人気があります。
秋は「紅葉鯛」と呼ばれる天然マダイに脂が乗り抜群の旨さで、さらにはワタリガニや伊勢エビに車エビの塩ゆでや焼き物を楽しむことができるのです。
そして、冬場は天然トラフグが旬を迎えてフグのフルコースを堪能することができます。
遠州灘で獲れるフグは美味と名高く、ぜひ味わっていただきたいです。
その他にも日間賀島ではシラス、アワビ、岩牡蠣、ナマコ、海藻ではワカメに天草、島海苔などなど、もう書ききれないほどの魚介類が獲れて、こちらの宿で味わうことができるのです。
宿での夕食は基本コース料理(8~10品)ですが、その時々の旬の魚介類の漁があれば単品料理で出してもらえますのであらかじめ相談しておきましょう。
また、夕食は個室のためペットが同伴することができます。
部屋で留守番させる心配がないのは嬉しいことですね。
ただ、朝食は相部屋になるか宴会場が朝食会場となり、ほかの宿泊客が一緒なのでペットはお部屋で留守番することになります。
なお、ペットの食事は用意がありませんので、いつも食べているフードを忘れずに持参してくださいね。
ペットと泊まれる宿のお風呂
お風呂は内風呂が男湯、女湯がそれぞれあります。
マイナスイオン水(高密度磁束活性水装置使用)を沸かしたお湯が浴槽に張られていて、肌にマイルドで優しいお湯に浸かれば身体の芯から温まりますよ。
お風呂にはシャンプー、リンス、ボディソープ、石鹸、カミソリ、ドライヤーが常備されています。
ペットと泊まれる宿のお部屋
窓から海を眺望できる和室が6室のみの小さな宿です。
各客室の畳のへりの模様や壁紙、ふすまの模様が部屋ごとに違っていて、それぞれの個性を楽しむことができます。
嬉しいことに畳のへりの模様がワンちゃん柄のお部屋もあるのですよ。
部屋の設備はテレビ、個別空調、湯沸かしポット、お茶セットなどが完備されていて、アメニティは歯ブラシセット、浴衣、スリッパ、フェイスタオルがあります。
バスタオルは貸し出してもらえますが数が少ないので持参した方が確実です。
お部屋に一緒に泊まることができるのは、ワンちゃんならば室内、室外飼育を問わず小型犬から超大型犬まで何頭でも大丈夫ですが以下の条件を満たす必要があります。
・狂犬病やワクチンの予防接種を受けていること。
・トイレのしつけがちゃんとできていること。
・無駄吠えをしないようにしつけができていること。
また、ほかのペットについてはネコちゃんのほかに過去にはフェレット・サル・鳥などさまざまな動物が泊っていて爬虫類以外は大丈夫ですよ。
お部屋の中や食事の個室ではペットをフリーにしてあげることができます。
民宿内では全てのペットをノーリードで連れ歩くことができますが、トラブルを避けるために他にワンちゃんなどが泊っていたら念のためリードを着用するようにしましょう。
ペットに関する設備と備品は、足洗い場、足拭きタオル、消臭剤、粘着ローラーが用意されていますが、念のためにふだん家で使っているもので持参できるものは持っていきましょう。
例えば上記のもののほかにケージ、トイレ、トイレシーツ、などです。
また、環境が変わったペットを落ち着かせるために、ふだん使っていて匂いが付いた敷物や毛布なども安心させるために持っておくと良いですね。
ペットと宿泊する際の注意点
予約の際にペットを連れて行くことを必ず告げておいてください。
民宿内にペットを上げる際は玄関横の洗い場で足を洗って、きれいに拭いてからにしましょう。
ワンちゃんの抜け毛のブラッシングは小型犬でも必ず民宿の外でしてくださいね。
抜け毛が心配でしたら、服を着せたりして毛が部屋に散乱しないようにしましょう。
お部屋の中はペットを自由にしてかまいませんが、布団や備品、壁紙、ふすまなどを汚さないように気を付けてください。
もし粗相や傷をつけてしまった時はきれいに処理をしてから民宿のスタッフに状況と場所を必ず報告しましょう。
もしワンちゃんの粗相が心配でしたら、オムツやマナーベルトの着用をおすすめします。
ペット宿 そのほかの情報
フェリーで到着した場合は宿に駐車場が5台分あります。
島外の駐車場に車を置いてきた場合は、島の船着き場から宿までバスで送迎してもらえますので予約時に乗船予定や到着時間などを伝えておきましょう。
島に渡るフェリーに小型犬、猫などのペットを連れて乗船する場合は、所定の輸送ボックスに入れることで船内に持ち込むことができます。
また、輸送ボックスに入らない大型犬は車に乗せたままであれば乗船できます。
なお大型犬用のゲージがあるフェリーの場合は乗船が可能です(詳しくは船会社に確認してください)。
また、日間賀島には個人営業の海上タクシーがあり、これらの船はペットをケージやバックなどに入れなくとも乗船することができます。
宿の夕食でタコの丸ゆでが食べきれない場合は冷凍してお土産に持たせてくれますよ。
島にはドッグランはありませんが、島全体が散歩コースで、1周5kmで1時間くらいの散歩ができます。
海岸で自由に遊ばせてあげるのも良いですが、周囲に迷惑をかけないように気を付けることと、ウンチはきちんと拾って持ち帰るようにしてくださいね。
民宿では予約制で美味しいランチを用意してもらえますので利用してください。
ペット宿周辺の観光情報
島の海水浴場には朝陽が昇る「サンライズビーチ」と、夕陽がきれいな「サンセットビーチ」があります。
「サンライズビーチ」には海を見ながら乗れる「恋人ブランコ」があり、「サンセットビーチ」では5月から9月末ごろまでイルカがやって来て触れ合うことができますよ。
島内に名物のタコをモチーフとした「タコ駐在所」があり、タコとフグの模様のマンホールなどとともにインスタ映えのする名所となっています。
また、知多半島に渡ればイルカのショーを観ることができる「南知多ビーチランド」やブロック、プラレール、リカちゃん人形などで遊べて、アトラクションにも乗れて子供が喜ぶ「南知多おもちゃ王国」などのレジャーランドがありますよ。
島と三河湾、伊勢湾の各港を結ぶ航路がたくさんあるので、湾内クルージングもまた楽しいですね。
ペットと泊まれる宿 まとめ
こちらの宿のモットーでは「犬が鳴くのは挨拶であり、犬同士喧嘩になることもめったにないので、吠えるワンちゃんでも気になさらずにお越し下さい」とされています。
民宿の雰囲気は本当にアットホームで、ワンちゃんが多少吠えたくらいで叱られることはありませんから安心してペットと一緒に泊まりに行きましょう。
この民宿にも看板犬たちがいて、あなたのワンちゃんときっと仲良くしてくれるはずです。
ただ、そんな優しい民宿ではありますが、ペットを連れて行く者としては最低限のマナーを守ることを心がけたいですね。