もくじ
貸別荘宝泉寺A 大分県の犬と泊まれる宿
大分県にある宝泉寺温泉は九重連山の麓にあって平安時代の昔から知られている歴史ある温泉です。
その宝泉寺温泉街からほど近くにあるこのペットと泊まれる宿は2階建てのログハウス1棟のみの貸別荘で、6名までの小グループで泊まることができます。
こじんまりした別荘ですが浴室には広い岩風呂があり、天然温泉の源泉が引かれていて24時間いつでも温泉を楽しむことができるのです。
このログハウスに泊まれるペットはワンちゃんのみですが、頭数制限はなく超大型犬でも中で一緒に過ごすことができますよ。
周りに気兼ねなくバーベキューや温泉を楽しみながら、自然の中でワンちゃんと一緒にのんびり過ごしてみてはいかがでしょう
ペットと泊まれる施設
施設名 | 貸別荘宝泉寺A | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒 879-4724 大分県玖珠郡九重町菅原字坂本766-8 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
入れる場所 |
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料金 | ■ 大 人 :素泊り 4,300円~ ■ 子 供 :素泊り 3,300円~ ■ 一泊料金補足 : 利用人数・日程等により料金変動あり。別途その他諸費用あり。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
温泉・風呂情報 | 天然温泉 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ペット宿泊 備考欄 | 小型犬: 2,000円 / 中型犬: 2,000円 / 大型犬: 2,000円 / 超大型犬: 2,000円 |
犬と泊まれる宿 食事
宿や周辺にはスタッフなどが常駐していませんので、食事は車で出かけて外食をするか、自前でテイクアウトや惣菜などを購入して持ち込むか、キッチンで自炊または、外でのバーベキューなどのために食材を用意して持ち込むことになります。
キッチンの設備は冷蔵庫、炊飯器、ガスコンロ、カセットコンロ(ボンベ無し)、電子レンジ、オーブントースターなどが完備されています。
調理器具はまな板に包丁、フライパン、土鍋(煮物用)、やかん、おたま、フライ返し、ざる、ボウルが常備されていて食器類は箸、皿各種、茶碗、お椀、グラスが人数分あります。
調味料類は備えられていませんので必要なものを用意して持参してください。
バーベキュー用のコンロはログハウスにありますが、食材や炭などの調達が面倒な方にはログハウスにそれらのもの全てを宅配してくれるサービスがありますよ。
「手ぶらdeお手軽BBQ」というこのサービスは3人前以上から申し込みできて、スタンダードBBQ(3,000円/人)とプレミアムBBQ(4,500円/人)の2つのコースがあります。
スタンダードの内容は、牛カルビ100g、牛ロース70g、豚トロ50g、豚バラ50g、ウィンナー1本、鶏モモ50gとなかなかのボリュームです。
一方のプレミアムはご当地牛の豊後牛170gに熊本県産もち豚70gとウィンナー1本、鶏も地元の大分ハーブ鶏60gと地産地消の高級肉ばかりか海老やホタテの海の幸もありますよ。
どちらのコースにも季節ごとに替わる野菜8種類と焼きおにぎり1個が付いています。
またセットには焼き網、木炭、着火剤に着火マン、炭バサミ、軍手、トング、紙皿と割りばしに、調味料として塩、コショウ、醤油、焼肉のたれなども含まれています。
これらはチェックイン時にはもうハウスに配達されていて、食材は冷蔵庫の中に入れられてあるので、到着したらすぐにバーベキューが楽しめるのでおすすめですよ。
また、ログハウス内で鍋料理を考えているならば、大きな鍋がありませんので自宅から持参するようにしてくださいね。
なお、ログハウスの近くにはスーパー、コンビニがないので、自炊にせよバーベキューにせよ自宅から運ぶか途中の大きな町のスーパーなどで購入しなければならず、特に夏場ではクーラーボックスなどを持参する必要があります。
犬と泊まれる宿 お風呂
ログハウスには天然温泉を引いたお風呂があり宝泉寺温泉のお湯を楽しむことができます。
岩風呂造りの浴槽は大人3人までは入れるほどの広さがあります。
またお湯は50℃ほどの熱めの源泉ですので、ぬるめの湯加減がお好きな方は水でうすめて調節してください。
温泉の泉質は単純温泉で、温熱効果や美肌効果があり疲労回復にも効能があります。
ログハウスなのに天然温泉に24時間入ることができるのは本当に嬉しいですね。
なお、浴室には何も常備されていませんので、バスタオルやフェイスタオルはもちろんシャンプー、リンス、ボディソープなども忘れずに持参しましょう。
また、到着したらお湯が出るかを必ず忘れずにチェックして浴槽にお湯を張ってください。
お湯が出ないことに気が付くのが遅い時間帯だった場合には、管理会社の方で修理などの対応が間に合わずお風呂に入り損なうことがあります。
そして浴槽が広いのでお湯がたまるまでにかなりの時間がかかることもその理由です。
ログハウスから車ですぐのところに宝泉寺温泉のシンボルとして親しまれている日本一大きな石櫃(いしびつ)の浴槽で有名な「宝泉寺共同露天風呂・石櫃の湯」があり、1人300円で24時間いつでも入ることができます。
ちなみにこちらの露天風呂、脱衣場は男女別ですが混浴ですのでご注意くださいね。
犬と泊まれる宿 お部屋
ログハウスは1棟建てで、1階には吹き抜けになっていて明るく解放感のあるリビングがあり、カーペットが敷いてある床に直接座る形でテレビとDVDデッキがあります。
ダイニング・キッチンは間仕切りなしでリビングに隣接していて、ダイニングには大き目のダイニングテーブル(イス6脚)があります。
2階のロフトは4畳の畳敷きで、和室のような気分でくつろぐことができますよ。
バルコニーではバーベキューをすることができます(コンロが設置されています)。
冷房については1階リビングにはエアコンが付いているほか扇風機が用意されていて、冬場の暖房には石油ストーブとこたつが用意されています。
布団は6人分のセットがあり、布団乾燥機が常備されています。
部屋着や寝間着、歯ブラシセットなどはありませんので持参してください。
なお、ログハウスは定員6人ですが、2人程度までなら追加料金で泊まることができます。
宿泊料金についてはカードやコンビニ、振り込みでの前払いになり、その際に損害倍書責任保険への加入を勧められますが1人60円なので加入しておいた方が安心できます。
鍵の受け渡しは宿泊日までに指示が届きますのでそれに従ってください。
そして、こちらに一緒に泊まることができるのは以下の条件を満たすワンちゃんです。
・室内飼育であること(室内飼育であれば超大型犬でも泊まることができます)。
・トイレのしつけがしっかりできていること。
・無駄吠えをしないこと。
・女の子の場合はヒート中ではないこと。
・狂犬病、混合ワクチンの予防接種を受けていること。
ログハウス内にワンちゃん用品の用意はありませんのでお家から持参しましょう。
まずはご飯をお忘れなく、いつも食べ慣れているフードやおやつが良いですね。
後は食器や匂いの付いた敷物や毛布などの寝具に、トイレもトイレシーツと一緒に持ち込んでおきましょう。
またリードは散歩時や車から降ろす時などにも必須ですし、ケージ、クレートなどもワンちゃんのいたずらや粗相を防ぐ意味で持参しておきたいものです。
そのほかには足拭きタオル、消臭スプレー、粘着ローラーなどもお忘れなく。
犬と泊まれる宿で注意すること
・狂犬病接種領収書または鑑札または注射済みシールコピーを宿泊前に提出しておくこと。
・宿泊の2,3日前にはシャンプーしてキレイにしてあげてくださいね。
・屋外ではリードの着用とトイレの後始末を必ずお願いします。
・無駄吠えが酷く吠え出すと止まらないワンちゃんには口輪などを用意してください。
・留守番の際には必ずケージに入れて部屋の中で自由にしないこと。
・お風呂には絶対に入れないでくださいね。
・人用の布団の上にワンちゃんを上げないようにしましょう。
・室内や設備などへの粗相や破損はキレイに始末してから必ず管理者に伝えましょう。
・粗相が心配ならオムツやマナーベルトなどを着用させておけば安心です。
・チェックアウトの際には次に泊まる人のことを考えて、キレイに掃除をしましょう。
犬と泊まれる宿 周辺の観光情報
この近くで自然の観光名所といえば活火山の九重連山ですが、間近に観るポイントとして、やまなみハイウェイ最高地点の「牧ノ戸峠」の展望台がおすすめです。
天気が良ければ遠くには阿蘇五岳も見渡せて最高の絶景ですよ。
さらなる絶景を味わいたいのでしたら「九重“夢”大吊橋」は必ず渡ってみてください。
下を流れる鳴子川の川床からの高さ173mは日本一で、長さは390mもあります。
橋上から観える日本百滝の「震動の滝」や九酔渓、そして九重連山は超絶景です。
ワンちゃんのお散歩がてら宝泉寺温泉街を散策するのも良いですね。
旧宝泉寺駅跡に作られた「宝泉寺温泉観光物産館・宝泉寺駅」では九重町のブルーベリーなどの特産品のお土産が購入できますよ。
犬と泊まれる宿 まとめ
最近はこちらのログハウスのような貸別荘タイプで愛犬と泊まれる宿が増えてきました。
戸建ての貸別荘であれば、ほかの客やワンちゃんに気兼ねすることもなく、トラブルも避けることができるのが嬉しいですね。
またホテルや旅館などと違い、すぐにワンちゃんを外に出すことができるため思わぬ粗相も防ぐことができます。
その代わりに常に屋内を掃除するスタッフが常在せず掃除が行き届かないことが多いので、泊まった自分たちでキレイに掃除するのがマナーであることをわすれないでください。
犬との旅行で自由に泊まれるここのような貴重な場は自分たちで守りたいですね。