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伊豆でわんこと泊まれる宿「優鶴」

伊東の温泉街の中心部から少し離れた静かなところに「優鶴」があり、このお宿はペットと一緒に泊まれる宿となっています。

単にワンちゃんと一緒に泊まれる宿というだけではなく、1日1組（最大6人）しか泊まれない完全貸切の形で営業している珍しいお宿です。

温泉宿で完全貸切で泊まれるお宿はなかなかないので、宿泊したときのVIP感は相当なもの。

こういう理由もあって、愛犬も一緒に気兼ねなく泊まれるというところがあります。

公式HP引用

上質な温泉を楽しめるお風呂はもちろん、食事も地元の新鮮な食材を使った贅沢なもので、それを一晩独り占めできるわけです。

貸切のお宿だと料金が高そうというイメージもあるでしょうが、リーズナブルな料金設定なのもうれしいところ。

そんな「優鶴」を紹介していきます。

ペットと泊まれる施設

愛犬と泊まれる宿「優鶴」の食事

公式HP引用

普通のお宿だと食事処や宴会場などを使って他の宿泊客と一緒に摂ることになるわけですが、そもそも泊まっている客は自分たちしかいないので、他の宿泊客を気にする必要がありません。

夕食は宿のウリでもある囲炉裏場のあるお部屋でいただきます。

新鮮な魚介類が捕れる地元の食材を中心とした海鮮料理をはじめ、季節に合わせた旬の食材を使ったお料理が提供されます。

大漁舟盛りや金目鯛の姿煮、アジのみぞれ鍋をはじめ、ボリューム満点。

さらに魚や野菜、肉などを目の前の囲炉裏で焼いてくれる炉端焼きも楽しめますよ。

お酒もビールなどをはじめ、各種日本酒を取りそろえており、居酒屋価格でリーズナブルにいただけます。

ただでさえ自分たちしかいないのに、伊勢海老を使ったお造りや囲炉裏を使って伊勢海老の丸焼きやアワビの踊り焼きなど、炉端焼きも別注のメニューがいただける贅沢なお食事です。

朝食はいかにも温泉旅館らしい御膳で、夕食の囲炉裏端ではなく食事処でいただきます。

1日の始まりに食べる食事ということもあって、体に優しい食事になるように考慮されていて、お味噌汁や納豆、お漬物、焼き魚など地元で採れた素材を使ったおかずが並ぶ食事です。

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食べ過ぎず、足りないということもない、ちょうどいいボリュームのメニューになっています。

わんこは食事中も同伴することが可能で、人と同じものを食べるわけにはいきませんが、同じ時間に食事をさせてあげることができますよ。

ペットと泊まれる宿のお風呂

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日本三大温泉のひとつに数えられる伊東温泉ですが、豊富な湯量を誇り「優鶴」のお風呂は伊東温泉のお湯をそのまま使う掛け流しの温泉となります。

普通のお宿であれば、部屋ごとに露天風呂が用意されていたり大浴場があったりするものですが、「優鶴」の場合は、1日1組しか宿泊しないので、お風呂は適度な広さの浴場があるだけです。

開業して間もないということもありますが、浴場の中は清潔に保たれており浴槽の横にはかけ湯専用のスペースも取られていて、お客さんに優しい造りになっています。

温泉の泉質はアルカリ性単純温泉で低張性、アルカリ性の高温泉です。

湯あたりが優しいこともあって、老若男女入れる温泉ということで「家族の湯」とも呼ばれています。

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効能ですが、ストレス解消や疲労回復、冷え性にいいほか、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、慢性消化器病、痔、病後の回復など幅広いので、単に温泉を楽しむだけでなく湯治として入るのもいいかも知れませんね。

他に宿泊客がいないので、自分の好きな時間に好きなだけ温泉に浸かっていられる贅沢を堪能できますが、安全上の都合で23:30から6:30までは浴場が使えません。

残念ながらお風呂に関してはわんこと一緒に入ることができないので、お部屋でお留守番をすることになります。

お風呂上がりには無料で富士山の天然水が用意されており、水分が抜けた体に美味しい水で水分補給をしてはいかがでしょうか。

ワンちゃん用の入浴施設もないので、宿泊の前にあらかじめ体をきれいにしてあげておくといいでしょう。

わんこ放し飼い可能な宿のお部屋

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宿には和室が4室あります。

一晩に1組しか宿泊できませんが、1組で4部屋自由に使えるわけではなく、泊まれるのは1部屋のみです。

1階には8畳間の和室「新緑の間」があり、8畳間のほかにベランダがあるので、温泉から上がったあとの火照った体を夕涼みするのにピッタリで、お風呂場にも近いお部屋になっています。

「白菊の間」も8畳間の和室ですが、こちらはツインのベッドルームになっていて、「新緑の間」と同じく、広めのベランダが用意されています。

「新緑の間」は畳敷きで3人まで宿泊可能、「白菊の間」はベッドを設置してある都合で、フローリングになっていて2人まで宿泊可能です。

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2階には10畳間の「もみじの間」があります。

こちらのお部屋にはベランダなどがありませんが、広いお部屋なのでゆったりと過ごせるでしょう。

もう一部屋「若竹の間」があり、こちらも10畳間で広々としたお部屋です。

「もみじの間」「若竹の間」ともに4人までの宿泊が可能で、愛犬同伴で宿泊する場合はより広いこちらのお部屋の方がペットものびのびできるので、お宿ではワンちゃん同伴の場合はこの2間をおすすめしています。

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室内ではわんこを放し飼いにしておくことが可能です。

ペットと泊まる場合の注意点

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お部屋の項で触れましたが、4部屋ある和室のすべてでワンちゃんとの同泊ができるようになっています。

どの部屋を使っても愛犬を放し飼いにしておくことができるので、ケージなどは持参しなくても大丈夫です。

受け入れ可能なわんこですが、体重5kg以下の超小型犬のみで頭数については一組5頭まで宿泊できます。

宿泊に必要な条件として

・狂犬病ワクチン、混合ワクチンの接種をしていること
・近所の迷惑になるので極端な無駄吠えをしないこと
・しつけがきちんとできていること
・館内ではおむつを着用すること
・お部屋で大人しくお留守番ができること

となっています。

おむつについては、普段トイレのしつけがきちんとできていても環境が変わると粗相をしてしまう場合があるので、それをあらかじめ予防するために着用をお願いしているそうです。

宿泊のときに持参するのがベストですが、お宿の方でもSサイズとSSサイズのおむつは用意されているので、万が一忘れても心配はありませんよ。

ワンちゃんの宿泊には1頭1,620円の宿泊料金がかかります。

ペットの宿泊に関しては割と自由度が高いお宿ですが、ペット向けの備品はおむつを除いて用意されていないので、リードや毛布、マット、食器、消臭スプレー、粘着ローラー、食事・おやつなどある程度自宅で飼っているのと同じ環境を用意しておくといいですね。

入館のときに関しては足洗い場があるので、入館する前に足をきれいにしてから入るようにしましょう。

ペット宿の設備とアメニティ

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まず設備の方ですが、お風呂については4室とも入浴設備はなく浴場を使うことになりますが、他に宿泊客がいないので気兼ねなく利用できるでしょう。

トイレについては4室とも温水便座付きの個室トイレがあります。

お風呂もトイレも他に宿泊客がいないので、あまり神経質に考える必要はないでしょう。

それ以外の設備としては、32インチのテレビ、空気清浄機、冷蔵庫、金庫、簡易マッサージ器、お茶セットなどが備わっています。

アメニティの方ですが、タオル、バスタオル、歯磨きセット、カミソリ、ドライヤー、浴衣、ハンドソープなどが必要なもの一式は使用可能です。

入浴時に使うボディソープやシャンプー、リンスなどは浴場の方に用意されているので、そちらを使うことができます。

ペットと楽しめる観光スポット

大室山

お宿からはそれなりに距離がありますが、標高580mの大室山は山頂から360度のパノラマの景色を楽しめる観光スポットです。

山全体が国の天然記念物指定を受けているので、徒歩での登頂はできず有料のリフトで上がります。

このリフトについては、小型犬であれば一緒に乗って山頂まで行けるので、ワンちゃんと一緒に景色を堪能できるでしょう。

愛犬と一緒に優雅な体験を

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なんと言っても、それなりに広いお宿ながら1日一組だけの宿泊なので、他の宿泊客の目を気にせずに優雅に過ごせるのが最大のウリと言えるでしょう。

こういう環境であれば、わんこを連れての宿泊も他人を気にすることがないので、お宿のルールさえ守れば快適に過ごせること請け合いです。

ペット宿「優鶴」へのアクセス

公式HP引用

住所　静岡県伊東市鎌田1075-63
電車の場合、直行の特急となる踊り子号に乗って伊東駅まで直通で来るか、東海道本線で熱海まで来て、伊豆急線に乗り換えて伊東までという形です。
駅からはタクシーで15分程度の距離になります。
車の場合は、東名高速厚木ICから小田原厚木道路、真鶴道路、熱海ビーチラインを抜けて国道135号線で伊東を目指す形になります。