もくじ
伊豆自然村キャンプフィールドで愛犬と宿泊
伊豆半島の山間部を通る、伊豆スカイラインに面したところにあるのが「伊豆自然村キャンプフィールド」。
伊豆の山中にあるということもあり、周囲には自然が豊富に残っており、ペットと一緒に宿泊できる場所でもあります。
名前の通りここはキャンプ場で、大きくわけて芝生で設営できるサイトと林の中で設営できるサイトの2つで構成されています。
テントを設営して泊まるこの2つのサイト以外に、コテージとバンガローがありますが、バンガローを除く全エリアで愛犬と同泊可能。
ホテルや旅館のように、食事が用意されたり快適なお風呂があるといったことはありませんが、自然を感じながらアウトドアを満喫できるので、普通のお宿とはまた違った宿泊体験ができます。
そんな伊豆自然村キャンプフィールドをご紹介していきます。
ペットと泊まれる宿 概要
施設名 | 伊豆自然村キャンプフィールド | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒 410-2506 静岡県伊豆市徳永1097 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
入れる場所 |
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料金 | ■ 大 人 :素泊まり 2,000円~ ■ 一泊料金補足 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
温泉・風呂情報 | 大浴場 (日帰り温泉あり) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ペット宿泊 備考欄 | ペットは無料 |
伊豆自然村キャンプフィールドの食事
上で触れた通り、ホテルや旅館と異なり伊豆自然村キャンプフィールドはキャンプ場なので、キャンプ場の方で何か食事などを用意してもらうことはできません。
テント不要のコテージとバンガローが2棟ずつありますが、こちらでも食事の準備や調理器具などはありませんので、テント泊と同じくあらかじめ食事を用意して来場する必要があります。
ただ、テントサイトやコテージ、バンガローも含めバーベキューをするスペースがあり、テントサイトの方では屋根付きのバーベキュー場が設置されているほか、炊事場もあって調理器具が多数取りそろえられています。
こういった施設を使わずに、テントの前で火起こしから手料理を楽しむのもアリですが、そういった手間を省いて手軽に楽しく食事を楽しみたい方は、バーベキュー場や炊事場を利用するといいでしょう。
また、林間サイトの方では、キャンプ場としては珍しく直火の利用もできるようになっているので、焚き火セットを持っていなくても、直接焚き火を起こして豪快なアウトドア料理を楽しむことも可能です。
ペットの食事はテントサイトでもコテージ、バンガローでも、自由に一緒に楽しんでOK。
テント泊でペットOKであれば不思議はありませんが、コテージでもバンガローでも愛犬と自由に食事ができるのは、飼い主さんにとって嬉しいところでしょう。
伊豆自然村キャンプフィールドのお風呂
伊豆自然村キャンプフィールドは、管理棟以外の建物がなく、敷地の大半はテントサイトで占められています。
キャンプ場ということもあるので、入浴施設は用意されていません。
アウトドア慣れしている人であれば、キャンプするときにお風呂に入れないことは問題に感じることはないでしょう。
ですが、アウトドアをライトに楽しみたい人にとっては、1日動いたあとにお風呂に入りたくなるのは当然と言えば当然です。
また、コテージやバンガローは独立した建物ではありますが、人が屋内で泊まることを考えて作られていることもあって、お風呂のようなアメニティはありません。
どちらを使うにしても、あくまでアウトドアの延長線上にあると考えられているわけです。
このように伊豆自然村キャンプフィールドには入浴施設はありませんが、近隣に日帰り温泉が楽しめる温泉施設が3箇所あります。
一番近くにあるのが「中伊豆温泉 ごぜんの湯」で手作り感満点の源泉掛け流しの温泉です。
公共の温泉施設として「白岩の湯 白岩温泉」があります。
修善寺駅の周辺にあり、住民交流センターの中にある温泉施設なので、入浴料が200円と格安で温泉を楽しめます。
もうひとつが「天然温泉 縄文之御神湯」です。
こちらの温泉は効能が高いだけでなく、温泉を飲む飲泉にも適した泉質で、単に温泉を楽しむだけでなく、湯治のつもりで出かけてもいいでしょう。
入浴が気になる方は、上記の日帰り温泉を利用した上でテント泊をするといいのではないでしょうか。
愛犬に関しては、そもそも入浴施設が伊豆自然村キャンプフィールドの敷地にないので、入浴に関して気にする必要はないのですが、上に挙げた日帰り温泉には愛犬は入れないので、車内でお留守番してもらう必要が出てきます。
愛犬と同泊できるお部屋
見出しに「お部屋」と書きましたが、伊豆自然村キャンプフィールドはキャンプ場なので、お部屋は基本的にありません。
テントサイトの場所を借りて、テントを設営してそこで寝起きする形になるので、用意してきたテントやタープの数や大きさ、テントを設営するエリアの状態によって居心地が変わってくることでしょう。
屋内型の宿泊施設となるコテージとバンガローですが、コテージの方にロフトが設置されていますが、それ以外はどちらも寝室も兼用となる一間しかなく、フローリングを敷いてある簡単な造りなので、ホテルや旅館のお部屋のように、特別何か特徴があるというものではありません。
ホテルや旅館のように快適で心地良い宿泊を求めるのではなく、アウトドアで自然に囲まれて過ごすことが目的なので、家と変わらないかそれ以上の快適さを求めるのは難しいでしょう。
居住性の高いテントなどを用意して、アウトドアでもそれなりに快適に過ごせるようにすることは可能なので、伊豆自然村キャンプフィールドでの宿泊の快適さは自分たちで作り出す形になります。
アウトドアなので、愛犬たちは自由にすることができます。
リードなどは付けるのがマナーでしょうが、屋内ではないので愛犬たちの自由度は高いと言えます。
屋内施設のうち、2棟のコテージについては愛犬との同泊が可能ですが、コテージの中で放し飼いにできないので、ケージなどに入ってもらいましょう。
愛犬と泊まるときの注意点
上でも触れましたが、伊豆自然村キャンプフィールドはキャンプ場ということもあって、愛犬を連れてくるのは自由になっています。
テントの中に入れるときに足の汚れなどが気になるようであれば、足を拭いてあげてから中に入れてあげるといいでしょう。
テントサイトでの宿泊については注意点らしいことはありませんが、同様にコテージ泊の場合でも、屋外飼いの愛犬以外は小型犬から超大型犬まで受けいれ可能ですので、コテージの中で放し飼いにできないこと以外は自由になっています。
ホテルや旅館、ペンションなどの場合は
・予防接種・ワクチンの接種を済ませていること
・トイレのしつけができていること
・無駄吠えしないこと
などが受けいれ条件として挙げられることが多いですが、伊豆自然村キャンプフィールドではこういう条件も特に決められていません。
とは言え、上記3点は基本的なことなので、マナーとして済ませた上で愛犬を連れてくるようにする方がベターです。
また、注意点ではありませんが、広い敷地を活かして伊豆自然村キャンプフィールドの利用者向けに広大なドッグランが併設されています。
いくら屋外で自由度が高いとは言え、リードは必要なので、リードを外してのびのび走り回れるドッグランは愛犬も大喜びすることでしょう。
伊豆自然村キャンプフィールドのお楽しみ
愛犬向けには上で触れたように、広いドッグランが用意されているので、そこで思う存分走り回って楽しんでもらうことができます。
人向けの施設ですが、敷地内に釣り堀があります。
管理釣り堀なので、誰でも簡単に釣りを楽しめるようになっており、釣った魚は買い取りをして、新鮮な魚をそのまま調理して食べることが可能です。
また、林間サイトの上には森の中を散策できる散策路が用意されており、上にたどっていくと滝があるので、遠くへ行かなくても敷地内で自然のマイナスイオンをたっぷり浴びることができます。
芝生サイトの横にはホタルが生息している川が流れており、初夏になるとホタルの光が乱舞して幻想的な光景を見られます。
この他、期間限定ですが、春先には敷地内にタケノコ掘りを楽しめるエリアがあり、掘ったタケノコをそのまま茹でて食べることも可能です。
愛犬と一緒に楽しめる観光スポット
浄蓮の滝
伊豆の中でも指折りの観光スポットです。
修善寺駅からバスで40分と近くはありませんが、森の中を上がっていくと落差25mのダイナミックな滝を診られます。
恋人岬
西伊豆でも有名なスポットです。
好きな人の名前を3回呼びながら、岬の先にある鐘を3回鳴らすと恋が成就すると言われる名所で、シングルの人もカップルでも行って楽しめる場所でしょう。
アウトドアで思い切り羽を伸ばしたい愛犬と人向け
伊豆自然村キャンプフィールドは広大な敷地でキャンプを楽しめるキャンプ場だけに、普通の旅行ではなくアウトドアを楽しむために来るにはもってこいの場所です。
人も愛犬も自然の中で伸び伸びと羽を伸ばしてリラックスできるキャンプ場と言えます。
伊豆自然村キャンプフィールドへのアクセス
電車の場合はJR伊東線・伊豆急線の伊東駅下車、バスで30分ほど走り下尾野バス停下車。
車の場合は、伊豆スカイラインの冷川ICから5分、伊東から冷川峠を経由して20分、修善寺から県道12号で15分ほどの距離です。