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ペットと泊まれる宿「ペンション平川」

江戸時代につくられた木造の建物など古い町並みが残り、飛騨の小京都などと呼ばれ情緒あふれる飛騨高山。

そこから車で３０分ほどの峠の頂上にある「オープンハート・ペンション平川」は音楽ホールのあるペットと泊まれる宿です。

山の中に建つペンションなので周りには何もなく、非常に静かな環境が整っています。

敷地内にはわんこをのびのび遊ばせることのできるドッグランがありますが、湿地帯へと続く専用の遊歩道もあるのでお散歩にもぴったりです。

音楽ホールや貸しスタジオがあり楽器や機材の貸し出しも行っていて、音楽家の合宿などに人気のペット宿「オープンハート・ペンション平川」についてご紹介していきます。

ペットと泊まれる施設

ペットと泊まれる宿の食事

ペンションでは、地元の素材を生かした郷土料理や手作りパンなどを楽しめます。

レストランへはペットと一緒に入れないので、お部屋でお留守番していてもらいましょう。

夕食は和洋折衷のコース料理

ペットと泊まれる宿での夕食には、飛騨牛をはじめ地元である飛騨の素材を使った郷土料理の数々が並びます。

飛騨牛とは、岐阜県の主に飛騨地方の雄大な環境の中で丁寧に育てられた黒毛和牛で、いまや国内だけでなく海外でも人気のあるブランド牛です。

うまみたっぷりなのにしつこすぎない脂身の風味と、筋繊維の柔らかさからくる口どけの良さが特徴で、お肉好きな方なら一度は味わっていただきたい一品です。

新鮮野菜を使ったサラダやスープ、季節のパスタ料理、飛騨コシヒカリ プレミアムのお米を使ったご飯などがついたボリュームたっぷりの内容になっており、大満足間違いなしです。

朝食は焼き立てパンが人気

朝食は洋食のメニューで、温かい焼き立てパンにサラダ、卵料理などがついています。

パンは手作りで、ほかほかの焼き立てを食べられるのがうれしいと好評です。

オープンハートカフェ

高山市内にある文化会館には木のぬくもりがいっぱいにあふれるカフェがあり、ランチタイムやカフェタイムなどに利用できます。

プレミアムポーク飛騨旨豚カレーや牛丼、ココナッツミルクと本場タイのペーストを使ったタイカレー、飛騨中華そばなどのフードメニューがあるので、ランチタイムに利用してみてはいかがでしょうか。

また柴田味噌をベースに飛騨山椒をかけた味噌ピザやチーズたっぷりベーコンピザ、厚切りトーストや飛騨旨豚を使った直径10ｃｍもある肉汁たっぷりの豚まんじゅうなどの軽食もあるので、ちょっとおなかがすいたときにも便利です。

ドリンクメニューも豊富でコーヒーや紅茶、ソフトドリンクなどがありますが、こちらのカフェでは飛騨地ビールが4種類もそろっています。

デザートや甘酒もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

ペットと泊まれる宿のお風呂

宿でのお風呂は、客室の浴室か共同の浴場を使うことになります。

共同の浴場はほどよい広さがあり清潔で、快適なバスタイムを過ごせますよ。

残念ながら温泉ではありませんが、車で数分の距離には日帰り入浴のできる温泉施設がたくさんあります。

飛騨古川町にある「たんぼの湯」や高山市にある「ひだまりの湯」が近いのですが、おすすめは高山市丹生川町にある「荒城温泉　恵比寿之湯」で、内湯、露天でぜいたくに源泉かけ流しの温泉を楽しめますよ。

露天風呂のほうは別名泡の湯とも呼ばれる遊離炭酸温泉という珍しい泉質で、温度が低めなのに体がじんわり温まるという不思議な温泉です。

飛騨の温泉に入ってみたい方は、訪れてみてはいかがでしょうか。

ペットと泊まれる宿の客室

公式HP引用

ペット宿での客室は人数に合わせてお好きなタイプから選べます。

大人2人とペットに最適な広さのツインやトリプルルーム、２～５人で利用できるファミリールームがあり、バストイレ付となしの客室があります。

すべて洋室でベッドがあり、掃除が行き届いた清潔感のある客室なので、ペットとのんびりくつろぐことができますよ。

1階にある客室を選べばお部屋から直接外へと出ることができるので、階段が苦手なペットとの宿泊やトイレで外に連れていく回数が多いような場合は、宿泊予約の際に相談してみるといいでしょう。

客室の設備・アメニティ

すべての客室に暖房設備がついています。

非常にシンプルな客室で、ドライヤーの貸し出しはしていますがアメニティはほとんど用意してありません。

バスアメニティはあるようですが、バスタオルなどのタオル類や歯磨きセット、寝間着、女性用アメニティなど必要なものはすべて持参するスタイルの宿です。

ペットと泊まれる宿の注意点

「オープンハート・ペンション平川」はペット宿泊OKの宿ですが、宿泊にあたり注意したい点があります。

以下の点を確認しておくといいでしょう。

泊まれるペットについて

同室宿泊OKのペットは、ふだん室内で飼っている小型犬～超大型犬、猫などの小動物です。

わんこの場合はトイレ（おしっこ）のしつけができていること、無駄吠えしないことなどが条件になっています。

女の子の場合はヒート中は宿泊できないので注意しましょう。

また旅先ではワクチン接種証明書の提示を求められることもあるので、ワクチン接種を済ませて証明書を用意しておくと安心です。

ペット受け入れ頭数に制限はないので、複数のペットと一緒ににぎやかに過ごすこともできますよ。

ペットの入れる場所について

施設内でペットと過ごせるのは客室のみです。

レストランやロビーなどへは入ることができないので注意してください。

食事のときは、飼い主さんが交代して食事をとることはできないため、ペットは客室でお留守番になります。

施設の入り口から客室までの移動の際は、リードを着用する、またはキャリーケースに入れるようにしてください。

ペットグッズについて

ペット宿ではペットグッズやペットの食事の用意はなく、すべて飼い主さんが持参するスタイルになっています。

リードのほか、お留守番用のケージやクレート、ペットの食器や食事、おやつ、トイレトレーやトイレシート、バスタオルや毛布などの睡眠グッズは忘れずに持参してください。

また外から帰った時などにはペットの足を洗ってあげる必要があるので、足ふきタオルや雑巾があるといいでしょう。

そのほか消臭剤、粘着ローラー、ふだん遊んでいるおもちゃ、常備薬などがあるとさらに安心して滞在できますよ。

そのほかの注意事項として、客室を含む施設内の家具などを破損してしまったり汚してしまった場合は、修理代やクリーニング代を請求されることがありますので気を付けてください。

ペットの粗相が心配な方は、施設内ではペットおむつやマナーベルトなどを利用することをおすすめします。

ペットと旅行 奏楽堂とスタジオ

ペット宿のオーナー平川治さんは、小学校時代から吹奏楽部でクラリネットを演奏しており、中学校～大学、そしてペンションを始めてからも市民吹奏楽団で活躍しています。

学生時代にお世話になったという、元楽器屋さんが開業したペンションにアルバイトに行ったことがきっかけとなり、いつでも思う存分音を出せる環境を探して始めたのがこちらのペンションです。

標高1000ｍの高原にある「オープンハート・ペンション平川」には５つの奏楽堂とレンタルスタジオがあります。

オーケストラや吹奏楽団のコンサートや発表会、もちろん練習としても、24時間いつでも周りへの音を気にせず利用できるのが魅力です。

海外からのゲストも含めてあらゆる音楽関係のグループが多く訪れる宿で、音楽合宿などでも利用されています。

音楽愛好家にやさしい宿は、広々ドッグランや遊歩道も完備されたペット連れにもやさしい宿ですよ。

近郊おすすめペットOK施設

飛騨高山テディベアエコビレッジ

エコロジーをテーマにしたテディベアミュージアムには、世界中から集められたおよそ1000体のベアが展示されています。

合掌造りの館内は抱っこすればわんこも入場可能になっており、気に入ったテディベアと一緒に写真撮影することもできますよ。

農家を再利用した隣接の「リトルベアカフェ」は天井が高く落ち着いた雰囲気で、大きなガラス窓からは明るい光が差し込み、時間を忘れてくつろいでしまいそうな居心地のいい空間が広がっています。

緑を眺めて風に吹かれながらくつろげるテラス席はわんこも利用可能ですので、ドライブの途中などに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ペットと泊まれる宿のまとめ

「オープンハート・ペンション平川」は飛騨高山の静かな環境の中にある、非常にリーズナブルな料金でペットと泊まれる宿です。

夏は涼しくおいしい空気に包まれてのんびりリラックス、冬はわんこと一緒に思いっきり雪遊びを楽しめますよ。

音楽愛好家の方もペット大好きな方も大歓迎の宿なので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

ペットと泊まれる宿へのアクセス

長野自動車道「松本IC」―国道158号線―県道76号線経由　大型バスも駐車可能な無料駐車場あり
JR高山本線「高山駅」下車、送迎あり