もくじ
漁師の宿 浜岸は美食の里若狭湾の宿
福井県小浜市は日本のほぼ中央に位置する、日本海・若狭湾沿岸部にある街。古くから要所な港として海外や日本各地からたくさんの食材・文化が持ち込まれてきました。
室町時代にはインドネシア国王からの贈呈品として珍獣を乗せた南蛮船が小浜に到着し、日本で初めて象が降り立った場所として知られています。
ペット同宿OKの漁師宿
施設名 | わんこと泊まれる漁師の宿 浜岸 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
住所 | 福井県小浜市犬熊16―4 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
入れる場所 |
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料金 | ¥4,000(税抜)~/人 (大人2名利用時) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
温泉・風呂情報 | 無し | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ペット宿泊 備考欄 |
海の幸に恵まれた小浜・犬熊海岸に、鉄筋と木造の2棟からなる ワンちゃんと泊まれる漁師の宿 「浜岸」があります。
民宿離れが進む現代でも、ペット連れのお客様だけでも年間約100件の利用がある犬熊浜の人気宿です。
看板犬「チョロちゃん」
と〜ってもひとなつっこい 雌の白い看板犬の「チョロ」。
お客さんはもちろん、一緒に泊まるペットにも、ご挨拶してとっても友好的にしてくれます。
チョロちゃんがいるだけで空気が和んでどんどん人が集まる、浜岸のアイドルです。
「刺網」「一本釣り」漁業体験コース
ペットと行ける宿「浜岸」の目の前に広がる犬熊海岸は、堤防も砂浜もあるので、釣りも遊泳もどちらもできるアウトドア派も大喜びのお宿です!
漁師の宿「浜岸」にはそんな環境をフルに活かした「刺網」・「一本釣り」漁業体験コースがあり、魚釣りに馴染みがない方や、海釣りをしてみたい方にピッタリの体験プラン。
さっきみんなで釣ったお魚を、そのまま宿でお食事に時間に提供してもらうことも可能です。
夏は海水浴で忙しく、冬は蟹料理がお目当てのお客様、落ち着いた春と秋はペット同宿で・・・と、通年賑わいを見せるのが 犬と泊まれる人気の宿 浜岸です。
愛犬と泊まる 夕焼けの見える和室
浜岸には6畳の和室が4部屋あり、こちらが愛犬と同宿できるお部屋です。
お部屋は至ってシンプルで純和風の畳部屋。
トイレ(洋式・和室)・洗面所は他のお客様と共同利用(男女共同)になります。
お宿のお布団に一緒に就寝ができないので、ペット用のケージ又はベッド持参です。
海が目の前ということもあり、オーシャンビューの和室のお部屋でスキンシップをしながら愛犬とゆったり寛ぐことができます。
いつもと違う景色を一緒に眺めるときこそ、旅行に来た感覚をたっぷり味わう事ができますね!特別な時間をワンちゃんと過ごせます。
ワンちゃん用のアメニティーでお部屋に用意がある備品は「食器」と「トイレシート」の2点のみになります。
室内で必須となる 餌、寝床、トイレ、ワンちゃん用の食事、おやつ、おもちゃは飼主さんの持参です。
夕食では「舟盛り」を食べましょう!
浜岸の魅力はお料理が豪華過ぎること!
お食事のなかで1番の魅力はダントツに海産物メインのお夕食です。
多様なプランから選択可能ですが、特に注目は舟盛り!
4コースから一番分量が少ないものを選択しても、テーブルには乗り切らないお食事が運ばれてきて、1年分の海産物を一晩でたいらげたような、至福の気分で満たされます。
特に冬はフグやカニがおいしくいただけることも魅力で、「同じ蟹でもこんなに料理方法があるのか!」と形を変えて出てくる蟹料理の豊富さに驚きと感動で気分が急上昇です。
時には食べきれなかったカニを持ち帰りにしてくれる事もあるそう。
食材やお泊りのお客様の状況によってお持ち帰るができるかどうかは変化するので、そんな日にお泊りができたらラッキーですね!
また、お客さんのなかには「海釣り」が目的の方も多いことから、お宿にはクーラーBOX・冷蔵庫2台の設置があり、嬉しいことに 「食事持ち込み可・ドリンクの持ち込みも無料」です。
お風呂はセルフの交代制!
お風呂は24時間循環式の浴場が1つ
家庭用の広さと同じくらいで人数は大人が2人位までがちょうどいい大きさ。
交代制・内鍵式となるので、宿泊客同士で、空室の確認をとりながら声をかけあっての利用になります。
ワンちゃんは浴室に入れることができないので、外の温水シャワーが利用可能です。
お風呂がなくても、砂浜で散歩した後も安心してお部屋でゴロゴロできます。
ワンちゃん 宿泊時の注意
ひとつのお部屋にお泊りできるのは中型犬2匹まで
お泊りできるワンちゃんはしつけの行き届いている、小型または中型犬限定。
2階のお部屋に宿泊する都合上、抱っこして階段を昇降できる大きさであること、看板犬のチョロちゃんが怖がらない大きさのワンちゃんまで。
がお宿に宿泊できるワンちゃんの規定となります。
ワンちゃん用アメニティーは全て飼主さんが持参
館内は抱っこでの移動で、リードや必要な物は全て飼い主さん持参になります。
ワンちゃん以外の動物は事前に連絡の上、相談の必要があります。
宿泊費は1匹1000円、 2匹目から追加で500円。
「ペットと泊まれる宿」 チョロちゃんがきっかけ
チョロちゃんオーナー夫婦に出会う
ペットと泊まれる宿 浜岸の歴史は2011年に始まります。
当時はまだ「ペットOK宿」として営業していませんでしたが、
現在お宿の看板犬で、民宿では珍しく室内犬として宿で飼われている雌の白い雑種犬 “チョロ” が、生後3〜4ヶ月のときに海岸に捨てられていたところを宿のオーナー夫妻に引き取られたことから話がはじまります。
オーナーの決断!
2015年に「浜岸」オーナーが「宿のホームページ作成」を業者に依頼した際、すっかりお宿に馴染んでアイドルのように可愛がられているチョロが業者の担当者の目に留まりました。
そこで「ペットも泊まれる宿として打ち出してはどうか」と提案されたことがきっかけで、オーナーは思い切って「ペット同宿」のプランを作り、設備を整え、新体制を開始しました!
通年で忙しいお宿へ大変貌
そしてオーナーの決断はズバリ的中!!
「ペット同宿可」はすぐに評判になり、現在はお客様の半数以上がペット連れになるほど。
平日にも途切れることなくお客さんのお泊りが続き、最近は北海道から九州まで全国かお客さんが「浜岸」を訪れる繁盛ぶりです。
近郊の観光スポット
御食国若狭おばま食文化館
日中はビーチや釣りと体を動かして過ごしたら、残り時間はぜひ「御食国若狭おばま食文化館」でクラフト体験をお勧めします!
3階建ての建物には、1階は「食の歴史・伝統・文化等」を理解できる博物館。
2階は伝統工芸の 若狭塗り、若狭和紙、などのこの地域独特な伝統品の実演や製作の体験ができます。
3階は小浜湾を一望できる温浴施設となっています。
特に小浜は漆塗りのお箸の生産量が日本で1位、国内で生産される8割が小浜で作られています。
お箸はその場で作って、持って帰ることができるので 家に帰ってからも、お箸を使えば毎日旅行の楽しい思い出をずっと心に残すことができるので、とても人気のコース。
この他に食品サンプル体験など20〜60分ほどで、どのコースも完了するので旅の思い出を形にしたい方に是非足を運んでいただきたい場所です。
まとめ
豊かな海の幸を京都へと運んだことで相互作用が生まれ、京都からの文化が小浜に持ち込まれるようになり現在は130を超える寺院が残る文化都市となり、「お水送り」が行われることで有名な若狭神宮寺や、アメリカで最も大きいCNN放送局から “日本の最も美しい場所34選”に選ばれた「蘇洞門」など小浜には観光スポットが満載です!
看板犬のチョロちゃんの歓迎もあって、すぐにペット連れで宿泊の他のお客様と打ち解けることができ、夕食時に交流したり、情報交換が気軽にできる雰囲気です。
宿のオーナーご夫妻のとても温かいおおもてなしと、きさくな対応に、どのお客さんもみんなワンちゃんと一緒にリラックスできます。
「美味しい・リラックス・文化」旅をしたい人は犬 と 一緒 に 泊まれる 宿 「浜岸」へ一度足を運んでみてください!
小浜市の雑学
御食国として食材を献上していた海産品の宝庫
小浜市がある若狭地方は、その土地の特性から若狭湾の豊かな恵みを古くから受け取ってきたました。奈良時代には朝廷へ特産品を提供する、御食国(みけつくに)として重要な役割を担っていました。
「御食国」(みけつくに)とは、穀物以外の食料を朝廷に納めた国のことで、万葉集には「若狭・志摩・淡路」が御食国として記録に残っています。「御食国」の役割を担った地域は、日本でもたった3箇所だけ。当時、若狭湾で取れた海産物が、どれほど質が高かったかをうかがわせる歴史です。
鯖街道の誕生
当時、若狭湾で採れた良質な食材を京都へと運んだことで、小浜も大きく変化していきます。
海鮮を届ける行程は小浜をスタート地点として目的地は京都。
約72キロの道のりは、現在は車の移動で1時間あれば運送できる距離ですが、当時は行商人が徒歩で丸1日かけて運んでいました。
おかげで、この2都市間の間には宿場ができ、各地に鯖を使った名物料理が誕生。
京都まで運送の間に、魚が傷まないように塩をまぶしたことで生まれたどんどん新しい料理が生まれ「しめさば」「さば寿司」「さばそうめん」・・・数え切れない名店が誕生し、いまでは鯖街道を辿る旅も小浜の人気観光ルートに定着しました。
これは、行ってみて、現地で本物の海産品を食べねばなりませんね!!
主人とチワワのたんちゃんとオセワニなりました。
ペットと泊まれる宿で検索し見つけたのですが、立地も海水浴場のすぐ前で、窓を開ければ波の音が聞こえてくるし、お部屋もお掃除行き届いてました。
何より夕食のボリュームと新鮮なお魚に大満足。
次は娘たちも連れて行きたいと思いました。
老犬のチワワ2匹で泊まりました。
口コミには色々な意見がありましたが、とっても良い対応をしてもらい看板犬も可愛く癒されました。ワンコと一緒にご飯も食べられ船盛もこんなに食べきれないぐらいの量で美味しいご飯ばかりで大満足でした。
朝食のあら汁がとっても美味しくて思わずおかみさんに作り方を聞いてしまったぐらいです。
お泊まりの値段がリーズナブルなので少し不安でしたが、今までのワンコ可の泊まりの場所では1番居心地が良くまたリピートしようと思います。
うちの子は余命まで言われてるのでまた時間を見付けて泊まりに行こうと思います。
本当によくしてもらってありがとうございました。
口コミには色々ありましたが、犬連れて美味しい舟盛りが食べられるなんて、最高です!
お部屋もお風呂もとても綺麗にお掃除されているので、ワンコの居る方にはおすすめのお宿です。
ビーチも目の前で、食事の飲み物持ち込みもオッケー、女将さんは気さくで優しいですよ!
只、お布団がせんべい布団1枚なので、ベットで寝てる人には少し辛いかも。
夏にもう一度行こうと思う宿でした!
漁師の民宿という事で海辺の素朴なお宿、当然ながらお造りが新鮮で美味しかった。
わんこ中型2匹と宿泊したが、二階へ抱っこして上がるのは少し大変でした。
今回は蟹のシーズンにお世話になりました。色々な食べ方ができるように食べやすく調理してくださってました。その他、舟盛りのお刺身も美味しかったし、蒸し牡蠣も出してもらってお腹いっぱいになりました。茹で蟹は持ち帰り用にしました。
犬を連れてこんな美味しいものをいただける宿ってなかなか無いと思います。次はフグを食べに行く予約を入れようと思ってます。