もくじ
白馬で愛犬と泊まれる宿「 ワイスホルン 」
四季を通じて観光客が絶えず、特に冬になればウインタースポーツ客で賑わう白馬。
その白馬八方尾根スキー場・名木山ゲレンデにあるのが「ワイスホルン」です。
目の前がゲレンデという好立地で冬場は特に賑わうこのお宿は、ペットと一緒に泊まれる宿でもあります。
お宿のお部屋はオールシーズン快適に過ごせるようキレイに整えられており、まさに癒やしの空間といえるでしょう。
食事は地場産品を活かし、土地ならではの味をひと手間をかけた食事を楽しめます。
その食事の美味しさはお宿の食事として出すだけでなく、レストランとして単独で営業しており、口コミサイトで高評価を得られるほどです。
そんなペットと泊まれる宿を紹介していきます。
ペットと泊まれる宿 施設
施設名 | ワイスホルン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒 399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城4429 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
入れる場所 |
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料金 | ■ 大 人 :2食付き 12,960円~ ■ 子 供 :2食付き 12,960円~ ■ 一泊料金補足 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
温泉・風呂情報 | 男女別風呂 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ペット宿泊 備考欄 | 小型犬: 1,500円 / 中型犬: 1,500円 / 大型犬: 1,500円 / 超大型犬: 1,500円 / ネコ: 1,500円 / |
レストランと宿の味を楽しめる食事
お食事は夕食・朝食とも和洋折衷のお料理です。
夕食は洋風のコース料理になっていますが、出されるお料理がそれぞれ一手間かけてあり、地場産の食材を加えて「和」の味も楽しめるよう工夫されています。
前菜から肉料理、魚料理のメインディッシュまで、目も舌も満足させてくれることでしょう。
特に肉料理の「国産牛ほほ肉のビーフシチュー」は、肉が口の中でほどけるように崩れていく柔らかさで、宿泊客から大好評の一品です。
朝食は朝がゆ、トースト、卵料理やサラダ、コーヒーなどが供され、こちらも和洋折衷のお味を楽しめます。
夕食・朝食ともちょうどいいボリュームで提供されるので、食べ過ぎずしっかり満腹感も味わえますよ。
お宿の食事の美味しさは、併設されているレストランの評判でわかることでしょう。
こちらのレストランはゲレンデ客向けに開設されているものですが、ランチ中心のメニューになっており、宿泊客もいただくことが可能です。
塩味のあっさりしたパスタや、体が温まるライ麦のボルシチ、昔ながらの中華そばなど、料理のジャンルの垣根を越えてさまざまなメニューが用意されています。
ホテルとは別にグルメ口コミサイトに掲載されるほどなので、こちらの評判でお宿の食事も測ることができるでしょう。
残念ながら食事を摂るダイニングへのワンチャンの出入りは禁止されているので、お部屋でお留守番になります。
ワンちゃんと泊まれる「ワイスホルン」のお風呂
「ワイスホルン」は全16室すべてにお風呂が設置されています。
ただし、ユニットバスなので多少手狭な感じがあるかも知れません。
お宿には部屋風呂とは別に共同浴場もあるので、ゆっくりお風呂に浸かって疲れを癒したいという人はそちらを利用するといいでしょう。
高原にあるお宿なので、残念ながら部屋風呂も共同浴場も温泉ではありませんが、ハイシーズンの冬場などはスキーなどを楽しんでかいた汗と冷えた体を温めるにはちょうどいいお風呂になっています。
お風呂に関しても部屋風呂・共同浴場ともにわんこは立ち入り禁止なので、お風呂に入れてあげることができません。
気になるようであれば、宿泊する前に体をきれいにしてから来館するといいのではないでしょうか。
愛犬と同泊できる「ワイスホルン」のお部屋
全16のうち15室は洋室で1室は和室という構成になっています。
このうち、ワンちゃんと同泊できるのは12室の洋室で、部屋の中で放し飼いにすることが可能です。
洋室はツインルーム、ダブルルーム、トリプルルームとテラス付きのトリプルルームに分かれています。
お宿の方でも客室設備にはこだわりがあり、ルームタイプによって宿泊される方を想定して備品をいろいろ変えており、宿泊客が快適に過ごせるように心配りされているのも嬉しいポイントです。
お部屋だけでなく館内の共用空間にも気を遣っており、各部屋にはエアコンがありますが、宿泊客が自由に集まるラウンジには石油ではなく薪ストーブが設置され、環境にも配慮していることがわかります。
「ワイスホルン」でワンちゃんと一緒に宿泊するときの注意点
わんこはお部屋の中で放し飼いにしておくことができますが、遠出したりスキーなどで部屋を空ける必要がある場合は、お宿の方で預かってもらうことも可能です。
宿泊可能なワンちゃんですが、小型犬から超大型犬、屋外飼育の犬まで受け入れてもらえます。
宿泊料金は1頭につき1,600円です。
ペットと宿泊するときの条件ですが、
○ワクチンや予防接種を受けていること
○トイレのしつけがきちんとできていること
○ヒート中は宿泊不可
○換毛期もできるだけ宿泊を避けてもらいたい
となっています。
いずれも基本的なことなので、普通に飼っていれば問題なくクリアできるでしょう。
わんこは食事中のダイニング以外はリードを付けていれば自由に出入りすることができ、ロビーやプレイルームなどにも立ち入りできます。
このため、ケージは不要なのですが、お宿の方にはペットの足洗い場、足拭きタオル、消臭剤、雑巾が用意されているだけなので、シーツや毛布、食器、トイレシート、粘着ローラー、食事・おやつなどはあらかじめ用意しなければなりません。
特に粘着ローラーはお部屋を出るときに抜け毛をきれいにしておく必要があるので、必ず持参しましょう。
お宿にペット向けの施設などはありませんが、目の前のゲレンデやお宿の裏手にある林は自由に出入りできるので、天然のドッグランとして活用できますよ。
「ワイスホルン」の備品やアメニティについて
お部屋内の設備ですが、全室バス・トイレ完備のほか、テレビや電話、暖房設備などが備わっています。
アメニティは、ハンドタオル、バスタオル、シャンプー、リンス、コンディショナー、お風呂セット、歯磨きセットなどが用意されていて全て利用可能です。
館内にはラウンジや喫茶室、自動販売機、コインランドリー(有料)などが設置されているほか、オンシーズンであれば、貸しスキーやスキーウェア、スノーボードなどのサービスも提供しています。
ご当地グルメの「白馬ガレット」をいただける
ガレットとはフランスのブルターニュ地方の郷土料理で、そば粉と塩、水などを混ぜて寝かせた生地を薄く円形に焼いて、肉や魚介、チーズや卵など自由にトッピングして楽しむお料理です。
そばの名産地である白馬産のそば粉を使って、トッピングやフィリングする素材を白馬・大北・信州産に限定し、白馬クレーピエが焼き上げることを満たしたガレットを「白馬ガレット」として宣伝しており、注目を集めています。
宿のオーナーはこの「白馬クレーピエ」の資格を持ったマイスターです。
「ワイスホルン」では安曇野で養殖された信州サーモンをスモークし、自家菜園の野菜を中心にあしらったサラダ仕立ての「信州サーモンのスモークでガレット」を提供しているほか、希望があれば、朝食にベーコンエッグのガレットも出してもらえます。
愛犬と一緒に行ける観光スポット
宿がゲレンデに面して建っている関係で、目の前のゲレンデが観光スポットとも言えるもので、近隣にはスキー施設やペンションなど宿泊施設しかありません。
宿からちょっと行くと長野オリンピックのときにジャンプ競技で使われた白馬ジャンプ競技場が一般に開放されています。
ワンちゃんを連れてスタートタワーまでリフトで上がることはできませんが、施設の周りが開けているので、散歩のついでに行ってみるのもいいかも知れませんね。
ガレットのために行ってもいいペット同泊ができるゲレンデの宿
お土地柄、どうしても冬のオンシーズンに目が行きがちで、お宿の方も冬場に向けたサービスを充実させているのが実際ですが、「ワイスホルン」はオールシーズンワンちゃんと訪れても楽しめるお宿です。
冬場であれば、人もウィンタースポーツで楽しめ、わんこも雪で大喜びするでしょうが、1年を通して見どころのあるエリアなので、観光がてら自然を堪能するのもいいでしょう。
また、白馬ガレットはどこでも食べられるお料理ではなく、白馬村でも数件しかないので、白馬ガレットをいただくためだけでも来る価値のあるお宿です。
「ワイスホルン」の施設概要
住所:長野県北安曇郡白馬村北城4429
電車の場合はJR大糸線の白馬駅下車、車で8分程度のところにあります。
白馬駅までは中央本線の松本駅で大糸線に乗り換えるか、直通の特急で直接来ることもできます。
駅からは連絡すれば送迎もしてもらえます。
車の場合は、長野自動車道の豊科IC・長野ICから50kmほど、北陸自動車道の糸魚川ICからも50kmほどです。
積雪時には車でお宿まで上がることができないので、駐車場からお宿までリフトで上がるか、雪上車で送迎してもらう必要があります。