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山梨県・河口湖 「ペンションわんだーらんど」

山梨県有数の観光スポット、河口湖の近くにある森の中のお宿が「ペンションわんだーらんど」です。

自然に囲まれたこのペンションはペットと一緒に泊まれる宿です。

以前は一目で「ここが”わんだーらんど”か」とわかるような独特のペイントをされていたお宿でしたが、改装に伴ってシックな佇まいになりました。

愛犬と同泊するときは専用のお部屋を利用しますが、部屋の中では放し飼いOKです。

夕食はサラダやスープから始まる洋食のコース料理を、朝食はパンなどのモーニングスタイルの食事をいただけます。

お風呂は共同浴場があり、大自然を満喫しながらリラックスした時間を過ごせます。

そんな「ペンションわんだーらんど」をご紹介していきます。

わんこと一緒に泊まれるの施設

ペット放し飼い可能のお部屋

公式HP引用

洋室が4室、和洋室が2室の計6室用意されています。

以前はバス・トイレ付きのお部屋が3部屋ありましたが、うち2室を和洋室に改装し、ワンちゃんと一緒に泊まれる部屋にリフォームしました。

それ以外の部屋も絨毯からフローリングに改装し、おしゃれで居心地のいい部屋に生まれ変わりました。

上でも触れた通り、6室あるうちわんこと一緒に泊まれる部屋は1部屋で、こちらでは室内で放し飼い可能です。

2室の和洋室と洋室1室がバス・トイレ付きになっていますが、それ以外の3室はトイレのみの設置になっているので、お風呂は共同浴場を使うことになります。

手抜きをしない手作りメニューの食事

2食付きの宿泊予約だと、宿泊料金に夕食と朝食が含まれます。

夕食はフルコースの洋食をいただきます。

前菜のサラダとスープから始まって、オードブル、メインデュッシュ、デザート、コーヒーというフルコースで、手抜きをせず一品一品手作りしている料理だけに、派手さはありませんが心のこもった食事を楽しめます。

朝食は、おかわりができるパンを中心としたモーニングスタイルの洋食で、起きたあとの食事にちょうどいい具合の量です。

食事が摂れるほどお部屋が大きくないので、食事は館内のダイニングでいただくことになります。

ペットについては、基本的に食事中は車内に移動してお留守番という形になりますが、無駄吠えしない子であれば、ケージの中に入って待っていてもらうことも可能です。

大自然を満喫できるお風呂

公式HP引用

お風呂は上でも触れた通り、広い和洋室を含む3室については内風呂が付いているので、そこでゆっくり疲れを癒すことができます。

それ以外の3室に宿泊する場合は、共同風呂を利用することになります。

河口湖の大自然を満喫したあと、お風呂からも深緑と自然を眺めることができるので、リフレッシュ効果は抜群でしょう。

本格的なリュージュのオルゴールがあり、21時になると、室内を暗くしてお香を焚き、じっくりオルゴールの音色を聴けるサービスを提供しています。

お客さんにもとても好評で、お風呂とオルゴール、お香でたっぷり癒やしの時間を堪能できます。

ワンちゃんたちと一緒にお風呂に入ることはできず、お宿にもペット向けの入浴施設がないので、旅行の前にキレイにしてあげるほか、部屋へ入る前に体を拭くなどしてあげるといいでしょう。

ペットと泊まるときの注意点

公式HP引用

わんこと一緒に泊まる場合、上でも触れましたが、ペット同伴可能な専用のお部屋に泊まることになります。

全6室のうち1室のみですが、他のお部屋は一般客が宿泊することもあって、それほど競争率は高くないようです。

同伴できるのは1日1匹のみとなっているので、連れて行けるペットも1匹のみとなっています。

愛犬の宿泊条件としては、基本的なことですが以下が挙げられます。

・ワクチン、予防接種を受けていること
・無駄吠えしないこと
・トイレのしつけがきちんとできていること
・発情中は宿泊できません

です。

また、宿での宿泊中は

・ペットはラウンジ（ダイニングルーム）に入室できません
・食事中はペットを車でお留守番させてください
・粗相があった場合はすみやかに処理してください

という宿からのお願いもホームページに挙げられています。

食事中のペットについては、無駄吠えしない子であればケージに入ってもらって、お部屋でお留守番も可能です。

原則は車内でお留守番なので、お宿と相談してみるといいでしょう。

お部屋はワンちゃんと泊まるための専用室となりますが、ペット向けに用意されているものは特にありません。

ですので、カラーやリード、食器、食事やおやつ、おもちゃ、トイレシーツ、粘着テープ、消臭スプレー、足拭きタオル、毛布やマット・シーツ、ケージなど、普段家で使っているわんこ用のグッズは一通り持ってくる必要があります。

部屋の清掃費はペットの宿泊料金に含まれていますが、クリーニングや修理が必要になった場合は、実費請求となりますので注意しましょう。

ワンちゃんと泊まれるのアメニティや備品

全室トイレは完備されているほか、テレビやエアコンなどが備え付けられています。

このほかアメニティとしてフェイスタオル、歯磨きセット、シャンプー、リンスなどありますが、浴衣などはないので、寝るときのパジャマなどは持参しましょう。

内風呂が付いているお部屋についてはバスタオルも用意されています。

上でも触れましたが、ワンちゃん達用のアメニティグッズはありませんので、ペット連れで宿泊する場合は、自前で用意しなければなりません。

愛犬と一緒に楽しめる周辺の観光スポット

ドギーパーク

河口湖ICから車で20分ほどのところにある、「富士すばるランド」。

このテーマパーク自体がワンちゃん同伴OKになっており、家族で楽しめるように森の中に囲まれた数々のアトラクションがあります。

自然体験ができるコースや森の中を走り抜ける「ロールグライダー」など、特にお子さんがたっぷり楽しめるアトラクションが豊富です。

この「富士すばるランド」の中に「ワンちゃんとのふれあい」をテーマにした「ドギーパーク」という愛犬が自由に楽しめるエリアがあります。

こちらには、わんこの足腰に負担がかからないように工夫されたウッドチップのドッグランのほか、1mの壁に囲まれた小さな迷路がある迷路のドッグランなどがあります。

ワンちゃんの大きさや状態に合わせて、どんなわんこでも楽しめるようになっています。

また、ドッグショーを開催し、同伴した愛犬も参加できるイベントドッグランや、愛犬家同士でオフ会を楽しめる森のドッグランなど、ワンちゃんがのびのび遊べること間違いなしのパークです。

河口湖

お宿から河口湖までは若干距離はありますが、愛犬の散歩がてらに河口湖の湖畔まで行くのもいいでしょう。

場所によっては湖岸に降りられるところもあるので、ワンちゃんと走り回らせてあげることもできます。

カチカチ山ロープウェイ

河口湖のほとりにある標高1075mの天上山。

山頂には展望台のほか、整備された公園があり絶景を楽しむことができますが、このロープウェイはケージに入ってもらうことを条件に、愛犬（中型犬まで）と一緒に乗車して、頂上まで行くことができます。

小型犬は100円、中型犬は200円の運賃がかかり、ロープウェイの方でケージの貸し出しもやっているようですが、宿泊のついでであればケージは持参していると思うので自前のケージを使う方がいいでしょう。

別荘地の近くでリゾート気分をわんこと楽しみたい方に

河口湖のペンション村からほど近く、別荘へ遊びに行く感覚で愛犬と旅行に出かけ、宿泊もできるお宿です。

お料理やおもてなしの評価も高く、首都圏から遠くないところでたっぷりリゾート気分を味わえます。

「ペンションわんだーらんど」へのアクセス

電車を利用する場合は、富士急河口湖駅で下車し、ペンション村行きバスで終点まで乗ります。

車で来る場合、東京方面からは中央高速の河口湖ICから約20分、東名高速を使う場合は御殿場ICから約1時間です。

中部・関西方面からは中央高速の一宮御坂ICから約30分、東名高速を使う場合は富士ICから約1時間となっています。

どのルートを使っても河口湖が近いということもあって、お宿までのアクセスは便利です。