もくじ
ペットと泊まれる宿「ペンションガジュマル」
千葉県最大の海水浴場でもある九十九里海岸。
その最南端にある岬町にあるのが「ペンションガジュマル」です。
お宿から海岸まで徒歩1分、港まででも徒歩1分と絶好のロケーションにあり、近くの太東海水浴場をお目当てに夏場は海水浴客が、秋冬はゼミや研修での利用、さらに近くの海岸でサーフィンの世界大会が開かれることもあって、サーファーの利用も多いお宿ですが、ペットも泊まれるお宿でもあります。
このエリアでは珍しく敷地内に天然温泉が湧いており、温泉が楽しめるお宿としても名前が知られています。
海が近いこともあって、新鮮な魚介類がいただけるのも魅力のひとつ。
そんなペンションを紹介していきます。
ペットと泊まれる宿 施設概要
施設名 | P.ガジュマル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒 299-4502 千葉県いすみ市岬町中原129-2 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
入れる場所 |
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料金 | ■ 大 人 :朝食付き 6,825円~ ■ 子 供 :朝食付き 4,500円~ ※岩風呂日帰り入浴の方500円 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
温泉・風呂情報 | 露天風呂/ 天然温泉/ 男女別風呂/ ジャグジー (ヨード鉱泉の有る数少ないペンシヨンです。) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ペット宿泊 備考欄 | 10kg以内1,575円・20kg以内2,100円・20kg以上3,150円 |
愛犬と泊まれる宿の食事
お宿の宿泊プランは朝食付きが基本となっており、夕食に関してはお宿を予約する段階で一緒に予約する必要があります。
そのおまかせ夕食は和洋折衷のお料理が提供されるもので、エビの姿揚げやお刺身といった新鮮な魚介類を使ったお料理のほか、小鉢が数品とお漬物、汁物という組み合わせや、伊勢海老の味噌汁、トンカツ、サラダ、茶碗蒸しのような組み合わせなど、日替わりでいろいろいただくことができます。
もっとお刺身を食べたいという方には、別注になりますが刺身の盛り合わせも出してもらうことが可能です。
また、バーベキュースペースが設置されているので、バーベキューを楽しむこともできます。
こちらは大人2,500円、子供2,000円、幼児1,000円で2時間使うことができ、牛肉、豚肉をはじめとした肉類、有機肥料を使って栽培した西洋野菜や在来種の野菜、ハーブなどの食材がセットになっています。
場所だけ借りて、食材は自分たちで持ち込んでバーベキューすることも可能です。
その場合は、大人500円、子供(小学生以下)250円で2時間使うことができます。
どちらの場合も要予約なので、宿泊に来てバーベキューを楽しみたいのであれば、お宿の予約のときに一緒に予約しておくといいでしょう。
朝食は和食膳になっていて、お母さんが手作りしてくれる朝食といった旅館らしい朝食をいただくことができます。
食事はバーベキューを除いて食堂でいただく形になっています。
そのため、ワンちゃんは食堂に立ち入り禁止になっているので、ご飯を一緒に食べることはできません。
部屋でお留守番している最中に、食事できるようにしてあげておくといいのではないでしょうか。
ワンちゃんが泊まれる宿のお風呂
このペンションは各部屋にお風呂が付いているので、入りたいときにお風呂に入れるようになっています。
これとは別に、このお宿の敷地には温泉が湧いており、男女別の共同浴場があるのでそこでは温泉に浸かることが可能です。
温泉は2種類あり、ひとつはヨード湯という名前が付いており、茶褐色の色がついているお湯になっています。
もうひとつ麦芽湯というお湯を使ったお風呂もあり、こちらのお湯は無色透明なので、パッと見では普通のお湯と区別がつかないでしょう。
どちらも天然石を使った半露天の岩風呂になっており、温泉の風情を楽しむことができます。
ヨード湯の泉質はナトリウム塩化物泉で、肩こりや皮膚病、傷口の良化に効能があります。
健康増進の作用もあるので、入るだけでも効果を感じられる温泉です。
お風呂は部屋風呂、温泉ともにわんこの立ち入りが禁止されているので、ワンちゃんの入浴はできません。
泊まりに来る前にあらかじめ体をきれいにしてあげてから来館するようにしましょう。
わんこを放し飼いにできるお部屋
お部屋は全部で9室あり、和室が4室と洋室が5室という構成です。
洋室は床がフローリングになっていて、テーブルやイスなどが配置されているほか寝床はベッドになっており、ごく一般的な洋室の造りになっています。
一方、和室の方は床が畳敷きで床の上に座ることが大前提になっていますが、ソファーなども置かれているのでこちらは純和風というよりは和洋折衷に近い造りと言えるでしょう。
どちらのお部屋も「これ」という特徴はありませんが、その分無駄なものはないので、逆に落ち着いて過ごすことができます。
館内は食事をする大広間があり、こちらでは宴会もできるようカラオケセットが設置され、DAMのシステムが導入されていますが、これとは別にカラオケルームも用意されており、仲間内でもカラオケができるように配慮されています。
研修やゼミ合宿の需要もあるので、会議室も設置されており、旅行での宿泊だけでなく、さまざまな用事での宿泊にも対応可能です。
ワンちゃんはお部屋の中では放し飼いにしておくことができます。
ペットと泊まるときの注意点
上でも触れていますが、こちらのお宿には全部で9つのお部屋がありますが、そのすべてのお部屋でペットが同泊可能です。
また、ワンちゃんはお部屋の中で放し飼いにしておくことができるので、宿泊中は部屋の中でのびのび過ごせるでしょう。
受けいれ可能なペットの種類ですが、小型犬から大型犬、猫、小動物で、室内飼いされている動物限定です。
ペットの宿泊は有料となっていて、動物の種類を問わず体重10kg以内は1頭1泊1,575円、20kg以内で2,100円、20kg以上は3,150円となっています。
受けいれ頭数には制限がないので、多頭飼いしている飼い主さんも安心して連れてくることができます。
受けいれ条件ですが、
・予防接種・ワクチンの接種を済ませていること
・トイレのしつけがきちんとできていること
・無駄吠えしないこと
・避妊手術をしていないメス犬に関してはヒート中の宿泊は不可です
・宿泊の2〜3日前にシャンプーを済ませてくること
・お部屋でのブラッシングをしないこと
となっています。
やや細かい条件も入っていますが、難しいことではないのできちんと条件を満たした状態でお泊まりするようにしましょう。
お部屋では放し飼いにできますが、館内はわんこの立ち入りができません。
館内をワンちゃん連れで移動する場合は、抱きかかえるかケージに入ってもらって移動する必要があります。
お宿の方では、ペットの足洗い場と足拭きタオルは用意されていますが、それ以外の設備やアメニティはありません。
ですので、ケージやリードをはじめ、毛布やシーツ、消臭スプレー、粘着ローラー、食器、食事・おやつなど、普段愛犬が生活しているのと同じ環境を運んでくる必要があります。
港の朝市にも出店
毎月第1、第3日曜日には近くの大原漁港で開催されている「港の朝市」に出店しています。
ペンションと朝市が結びつきにくいですが、ペンションの名前の「ガジュマル」が沖縄の大木を指す言葉であるように、沖縄特産と言えるさとうきびを使った飲食物を販売しています。
おすすめは、地元いすみ産の新鮮なさとうきびをその場で絞ったさとうきびジュースと、さとうきびから採れる糖蜜を練り込んだ沖縄名物サーターアンダギーです。
夏場には絞ったさとうきびをきなこと一緒にかけて食べるかき氷も販売しています。
釣り客とサーファーにお得
こちらのお宿では、松鶴丸という釣り船と提携しており、この釣り船の利用客限定で、素泊まり3,000円という破格の値段で宿泊可能です。
また、近くにサーフィンの世界大会が開かれる海岸があることで、サーファーの利用客も多いのですが、サーファー向けに特別割引として、やはり素泊まり3,000円というお値段で宿泊できます。
食事などは近所のコンビニで簡単に調達でき、その上温泉を楽しめるので素泊まりで困ることはありません。
利用者を限定しますが、当てはまる場合は利用しない手はないでしょう。
愛犬と行ける観光スポット
歴史的建造物や誰もが知っているような観光スポットはありませんが、太東海水浴場と東浪見海岸が徒歩圏内ですので、ワンちゃんと一緒に散歩がてら歩いていって、天然のドッグランで楽しませてあげてはいかがでしょうか。
海のレジャーと温泉を楽しむ
観光地や温泉街に建っているペンションではありませんが、海まで徒歩圏内にあることから、海水浴や釣り、サーフィンなど海のレジャーを楽しむための拠点として宿泊するにはもってこいのお宿です。
その上、天然温泉に浸かることができるので、温泉気分も味わえて、ペットとも一緒に宿泊できるなど、好条件がそろっており、口コミでも評判のいい1軒です。
首都圏からごく近いこともあるので、気軽に温泉旅行を楽しめるでしょう。
「ペンションガジュマル」へのアクセス
電車の場合、JR外房線を使って太東駅下車。そこからタクシーを使ってお宿に向かいます。3分ほどで着きます。
車の場合は、京葉道路千葉東JCTから東金道路へ抜け、東金ICから東金九十九里道路の台方IC下車、国道128号線で岬町へ向かいます。