もくじ
赤ちゃんが生まれてからの犬
多くの動物や犬は飼い主さんの妊娠を察知する事ができます。
ほとんどの犬が赤ちゃんに、人間と同様に嫉妬します。
急に騒がしくなったり、吠えるようになったりするようになります。
赤ちゃんと犬の接触はいつからいいの?
赤ちゃんが生まれてからの最初の1ヶ月を迎えるまでの新生児期場は、特に気を使う一ヶ月間だと思います。
生まれたばかりの赤ちゃんといえば、お母さんからもらった免疫はあるものの、大人のような免疫はまだない為にまだ弱いです。
ペットとの、普通に遊ぶくらいに接触していいといわれるのは、生後3ヶ月位たってからです。
できれば、免疫力の少ない生後1ヶ月間は、接触を極力控える方がいいと言われています。
これは、赤ちゃんの為でもありペットによる事故を極力防ぐためでもありこれにもしっかりとした理由があります。
生後間もない赤ちゃんは、見るもの見るものが新鮮で新しくて興味そそられるものだと思います。
例えばワンちゃんが赤ちゃんのそばに行ったときに、赤ちゃんがなんの悪気もなくワンちゃんのおひげやしっぽを引っ張ったり叩いてしまったり、すると思います。
そうするとワンちゃんは、叩かれた反撃をしたり、赤ちゃんを自分の敵だと思ってテリトリーから追い出そうとする行動をとる場合があります。
このような事態を防ぐためにも、赤ちゃんとペットを徐々にふれあわせてあげるときは、お母さんやお父さんの目の届くところで、安心して見ていられるように、柵等を使ってセーフティゾーンを作って少しずつ、ペットも赤ちゃんがいる環境に慣れさせていった方が良いです。
犬は赤ちゃんに嫉妬するの?
海外の大学の研究で、犬も人間と同様に嫉妬の炎に燃えることがあるという、研究結果か発表され、犬が嫉妬をしているときどんな行動をするかというと、おもちゃをら壊したり、遊びに誘ったり、呼んでもそっぽを向いて無視をしたりすることが確認されました。
犬から見れば赤ちゃんは、自分よりあとに来た人であり知らない人という認識です。
犬からの目線で見れば、突然来た知らない人に僕のお母さんがとられた、と思って勘違いをして全力で取り戻そうとします。
なので、ペットにも新しい家族として、赤ちゃんを紹介する時間をもうけ、1日30分程度でも一緒にさせてあげていたら、犬の嫉妬も少しは和らぐといわれています。
赤ちゃんと犬の事故
日本でも以外にワンちゃんと赤ちゃんの事故が起こっています。
富山県で生後11ヶ月の赤ちゃんが自宅で飼育している犬に噛まれてしまいした。
2時間後に頭部骨折による出血性ショック死でした。
他にも海外では、ピットブルという犬で一見、ムキムキのボディービルダーのような体をした、犬が生後6ヶ月位の女の子に噛みついて噛み殺したという痛ましい事故がありました。
両方とも共通している点は、大型犬、オス犬、放し飼い、ですが一概に大型犬を飼うとこうなるということではありません。
富山県の死亡事故は、グレートデーンという超大型犬で体高が100cmくらいで体重が90kgを越えるときがあります。
身近なもので例えると、一般家庭にある400Lから500Lの冷蔵庫1台分の重さと同じくらいです。
小型犬と赤ちゃんの事故は?
過去にこんなことがありました、お父さんの実家に家族で帰省をしていて、お母さんと赤ちゃんはお昼寝をしていたそうです。
実家では、ミニチュアダックスフントでした。
ダックスフントが赤ちゃんの股間にかみついて出血していたそうです。
すぐに救急搬送をされましたが、右睾丸が砕けて緊急手術で摘出されました。
今回けがをしたのは、赤ちゃんで犬にいたずらができる年齢ではないといわれています。
今回噛まれた原因はミニチュアダックスダックスフントの本能が出たのではないかという説でした。
ミニチュアダックスフントはヨーロッパなどでは狩猟犬として飼われていた過去もあります。
他にも、赤ちゃんの耳をおやつと勘違いをしてかみちぎった。
という事故もありました。
新生児のペットでウサギはどうなの?
ペットと赤ちゃんを同室で一緒に暮らすことによって、お母さんには心配なことが増えると思います。
例えば、ウサギに対するアレルギーやウサギの体毛の生え変わりの時期になると思います。
ウサギはストレスに弱い
ウサギは少しの環境の変化にも築いてしまう、かなり神経質な一面があります。
赤ちゃんの夜泣きの声や夜中に授乳のためにミルクを作ったりするときに、ビックリして体調を崩してしまう、ということもあります。
赤ちゃんとの新しい生活でウサギが体調を崩していないか毎日、エサを食べる量が減ったやエサを食べたぶんに対して、分の量が少ないまたは、フンはしているけどお腹を下してないか、等も確認をしてあげてください。
牧草などのエサの粉が舞う
ウサギのエサはペレットと呼ばれる固形のものと、牧草を主食として食べます。
牧草といえば、ヤギが食べているイメージ多いですが、ウサギの場合は胃の消化機能を維持する目的で食べていると言われて青ます。
この牧草の粉がすごく、外だと風などで勝手に飛んでいってくれるためなんともないのですが、室内飼育のウサギは室内で粉がすごい牧草を食べるので、人が動くと床に落ちていた牧草の粉が舞って、赤ちゃんの呼吸器などに入ってアレルギーの原因になることがあります。
牧草のの粉は、安い牧草を飼うと粉がたっぷり何て言うこともあるので、値段は高いが粉などの処理がされているものを使えば、赤ちゃんのアレルギーのリスクを減らすことができます。
ウサギの喧嘩に注意
ウサギの喧嘩は遥かに想像を超えるほどに激しいものです。
野生のウサギの喧嘩はほとんどが、キックで喧嘩して流血するほどに激しい喧嘩をします。
ウサギの脚力は大型犬が全力で走っても追いつけないほどの強靭な脚力を持っています。
赤ちゃんがウサギの頭をたたいてしまったり、脚を引っ張たりしてウサギが怒って赤ちゃんを蹴ってしまうかもしれません。
新生児のペットに猫はどうなの?
新生児とペットの猫を会わせる前にひとつだけ先にしておいた方が良い事があります。
なぜ?という疑問が生まれますが、猫にはトキソプラズマという、動物と人間が感染する共通感染症とも言われています。
なぜしておいた方がいいのか?と思うと思います。
トキソプラズマ感染症は、主に調理が不十分な牛肉などに多くふくまれていて、先に人間がトキソプラズマ症に感染をして、猫とふれ合っているときに接触して感染症という形で移ることが多いです。
この症例は、妊娠中のお母さんが感染していると、胎盤を通じてお腹の中の子供にも感染することが確認されています。
症状は、成人だと軽い風邪のような感じで、重症化すると脳炎や肺炎になり、新生児が感染する免疫力が少ないため重症化しやすい傾向にあります。
猫を飼っているかたは、先にトキソプラズマの感染をしていないか、検査にいっておいた方が後々、赤ちゃんが来るときに慌てる必要がなくなるかと思います。
情緒が安定する
海外の大学の研究チームが、動物を飼っている家庭と飼っていない家庭で子供に与える影響についてという、研究結果を発表しました。
飼っていない家庭に比べて、ペットを飼っている家庭の子供は情緒が安定し社会的行動にも影響が出るという研究結果が発表されました。
新生児のペットに犬は?
犬の75%にパスツレラ菌という細菌がいます。
パスツレナ菌に感染すると起こる症状は、インフルエンザに似ている症状が起こり、腕や足などの体を噛まれたりしている場合は、噛まれた場所がよく腫れ膿んだり化膿したりします。
高齢者や赤ちゃん・病人の人が感染すると最悪の場合死に至る場合があります。
顔をなめさせるなどの事を控えれば、感染の可能性を下げることもできます。
成長する過程で精神面にいい影響が起こる
過去にアイペット保険株式会社で子供が小学校卒業までに犬や猫を飼育したことがある989人を対象にアンケート調査を行いました。
回答では、思いやりの心を持つようになった・命の大切さが理解できるようになった・感受性が豊かになったという回答をした親が多かったという調査内容でした。
子供が飼育しているペットの世話をするようになると、決まった時間にエサをあげたり、散歩に毎日連れて行ったりしないといけないため、規則正しい生活やペットの世話のための責任感が生まれると思います。
犬と赤ちゃんが楽しく暮らせる部屋作り
出典元 タンスのゲン
あかちゃんが寝ているときに、上に乗ってしまって窒息をするという事故を防ぐためにも部屋作りは重要です。
ベビーサークルと言って、赤ちゃん専用のスペースを作ることで、ペットによるけがのリスクを減らすことができます。
あかちゃんがお昼寝しているときなどにサークルを設置して安全に寝かせてあげることもできます。
まとめ
皆さんいかがだったでしょうか?
赤ちゃんがペットと暮らすことに抵抗があったかもしれません。
ですが今回紹介したことでペットと赤ちゃんが楽しく暮らせるという事が分かってハードルが低くなったと思います。
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