もくじ
飛騨高山とは一般的には高山市のことを指しますが、飛騨地方のくくりとしてはさらに飛騨市と下呂市、そして合掌造りの白川郷のある白川村を含み、これらを総称して「飛騨高山」と呼ぶことがあります。
「小京都」とも呼ばれ城下町の古い街並みが残る高山市内や、そそり立つ北アルプスの山並みに下呂温泉などの名湯など、観光スポットが点在するこの地方を楽しむには1日では足りません。
そこでこの記事では、飛騨高山観光の拠点として長期滞在も視野に入れたペットと泊まれる宿をご紹介します。
ご紹介する2軒はいずれも飛騨高山の古民家を活用した1棟貸しで、周囲に気がねなくペットと泊まれる宿です。
飛騨高山 旅の「しおり」
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高山市内で旧越中街道沿いには古い街並みがあり、その「伝建造保存地区」に在る古民家（町家）をリノベーションした和カフェが、営業時間外には1棟貸しの宿として変身します。
泊まれるペットは小型のワンちゃんは2頭まで、中型・大型犬なら1頭までです。
1階のキッチンとリビング・ダイニングは10時から17時（夏季は18時）までカフェ＆テレワークスペースとして営業していて、営業終了後から1日1組限定の1棟貸しの宿になります。
2階は8畳の和室が２間あって、布団を敷いて8名まで泊まれ、ワンちゃん（ネコちゃんも可）は1階のフローリングのスペースで自由にすごせて、カフェ営業中は荷物を置かせてもらえます。
中庭がきれいに整備されていて、リビングや２階の和室からの眺めが素晴らしく、とくに外人観光客の間では「エキゾチック」とされて人気が高まっている宿です。
室内に用意されているペット用品
室内にはトイレシート・ペット用食器・ペット用タオルが用意されていますが、それ以外に必要なものは自宅から持参しましょう。
それ以外に必要なものは自宅から持参するとして、とくにトイレやケージなどは伝統的建造物である古民家を汚したり傷つけたりしないために、可能ならできるだけ持参することをおすすめします。
そのほか、いつもの食べなれたドッグフードはもちろんのこと、オヤツも忘れずに持参してください。
さらに、初めての場所でワンちゃんが落ち着けるように、いつも使っていてワンちゃんの匂いが付いているベッドや毛布なども有った方が良いでしょう。
旅の「しおり」での食事はカフェ利用がおすすめ！
爽やかな晴れ間の岐阜県高山市 旅の「しおり」カフェでは焼きたてのアップルパイやスイカスムージー🍉が楽しめます💝 pic.twitter.com/kGZ7XAdke9
— 旅のしおり (@AtfPOlzMALmCcoU) May 28, 2022
宿泊プランは基本的には素泊まりで、夕食はキッチンを利用した自炊や近所の飲食店のテイクアウトや外食になりますが、夕食のオプションとしてA5ランク飛騨牛のしゃぶしゃぶ（200g）が用意されています。
カフェの料理は地元でも美味しいと評判なので、朝食やランチ、3時のオヤツなどにはカフェのメニューを味わってはいかがでしょうか。
飛騨野菜をふんだんに使ったピザやカレーに季節のケーキなどどのメニューも好評で、とくに夏は旬のスイカスムージーが人気で、これを味わうためにわざわざ訪れるリピーターがいるほどです。
IORI GOTO
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IORI GOTOを経営している「IORI STAY」は、飛騨高山と飛騨古川で古くから在る伝統町家をリノベーションして、12軒の非日常の時をすごせる1棟貸切宿を展開しています。
それらの中で飛騨古川にあるこのIORI GOTOは唯一、小型から大型のワンちゃんが一緒に泊まることができて、愛犬家の間で人気が高まっている町家宿です。
築80年の町家をリノベーション
古川の街並みに溶け込むような外観の2階建ての町家には2～6人が宿泊でき、ワンちゃんも２頭まで室内で自由にすごせます（浴室の利用やベッドと布団の上には乗せるのは止めましょう）。
1階にはソファセットが置かれたリビングと吹き抜けのダイニング、調理器具や食器類が揃えられたキッチンとバス・トイレがあり、一坪ほどの広さの屋内日本石庭園が好評です。
2階の寝室は10畳の和室と、6畳相当のフローリングにロータイプのツインベッドが置かれた和洋室がで、畳スペースにはワンちゃん用ベッドが用意され、次のワンちゃん用品も備えられています。
- トイレ
- トイレシート
- フードボウル
- ケージ
- 粘着ローラー
- 消臭剤
- エチケット袋
- 専用ゴミ箱
- ウェットティッシュ
- 古新聞紙
朝食は配達のお弁当でお部屋食
ペットと泊まれる【IORI GOTO】
不調でしたが…段々と認知され始め、ご予約をいただけるようになってきました
Goodポイント
・ホテルと違って1軒家なので愛犬と広々過ごせる。
・他のワンちゃんと遭遇しないので自宅のように愛犬が落ち着い
ている。
などと喜んでくださり、ホッと一安心です。 pic.twitter.com/iITfuDWtOr— 千登勢 | 50歳セカンドキャリア|飛騨コンシェルジュ ＠IORI STAY (@chiii_hida) September 21, 2022
朝食付きプランではお弁当が町家まで届けられて、ワンちゃんと一緒にゆっくり味わえます。
夕食はIORI STAYのコンシェルジュに相談すれば、宿の近隣にあって地元の名店を紹介してもらえるので、お店のあてがなければ近所の飲食店を聞いてみると良いでしょう。
岐阜県の飛騨高山でペットと泊まれる１棟貸しの宿2選・まとめ
オフサイト・企業合宿に！
飛騨古川にOPENした3棟すべては、その美しさで有名な瀬戸川に面しており、少し足を伸ばすと雲海を臨めるハイクも楽しめる豊かな自然環境があります。日常業務から離れ、集中と緩和のオンオフの切り替えをしながら、仲間たちと効率的な研修やオフサイトミーティングに。 pic.twitter.com/UMlkiVcMzv— IORI STAY | リノベ町家ラグジュアリーホテル (@IORI_STAY) January 24, 2023
飛騨ではここでご紹介したような古民家（伝統町家）をリノベーションした1棟貸しの宿が増えていて、飛騨高山を中心にペットと泊まれる町家宿が登場しています。
近代的なホテルとは一味違う、古き良き日本を味わえるこれらの町家宿は、インバウンドの間で人気が高く予約が取りにくくなっているそうです。
これらの飛騨高山地のペットと泊まれる町家宿の雰囲気に、一度浸ってみるのはいかがでしょうか。
