もくじ
ペットと旅行に行く機会は年々増えています。しかし、慣れないペットとの旅行は間違いを犯すことも珍しくありません。そこで今回は、ペットと旅行に行く際、宿に泊まる際に必要となってくるアイテムとリスク・対策について解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。
- ペットと旅行に行く際に自分で用意すべきもの4選
- ペットと宿泊するのに便利なアイテム5選
- ペット宿泊時のリスクと対策3選
ペットと旅行に行く際に自分で用意すべきもの4選
ペットと旅行に行く場合や、ペットと宿に泊まる場合には自分で用意しておくべきものがあります。中には宿の方で用意されていることもありますが、日頃から使っているものだからこそペットも落ち着くこともあります。
フード
餌を用意してくれている宿もありますが、基本的にはいつも食べている餌を持って行くようにしましょう。
旅行は愛犬にとって楽しいものだけではありません。乗り慣れていない車や電車の移動、いつもと違う匂いが集まる場所などストレスがかかります。
そのため、毎日食べている餌を用意してできる限りストレスがかからないようにしましょう。
夏などは餌が傷みやすいのでドライフードがおすすめです。
ベッド
人間でも布団や枕が違うと寝れないことがあります。それと同様に、いつもと違う環境では犬も安心して寝れないことがあります。自分の匂いがあるだけで犬は安心します。
そのため、いつも使っているベッドを持って行くことがおすすめです。
それに加えて、ペットと泊まれる宿のほとんどが人間用のベッドで寝ることを禁止しています。そういった点においても安心できる場所は用意してあげましょう。
キャリーバッグ
電車などの公共交通機関で移動する際には必ず犬用のキャリーバッグに入れる必要があります。
車の場合でもキャリーバッグが落ち着く犬もいるので用意しておくことをおすすめします。宿に着いてもキャリーバッグの中の方が落ち着いて寝れる子もいますので、ぜひ参考にしてみてください。
トイレシート
宿の床を汚さないようにするためにも吸収力が高く滲まないものを選びましょう。
ペットが緊張して粗相をしてしまった際の処理にもトイレシートは利用できるので多めに用意しておけば安心です。
普段からトイレシートを固定しているトイレマットなどあれば一緒に持って行くことでペットも安心してそこでトイレをしてくれます。
ペットと宿泊するのに便利なアイテム5選
ペットと泊まれる宿に泊まる場合、必ず必要というわけではありませんが、ペットのために持って行けば便利なアイテムが存在します。ペットの種類によっても多少変わりますが、5つほど紹介したいとおもいますので参考にしてみてください。
フードボール
いつも使っているフードボールを持って行くのが一番です。宿の方で用意されていることもありますが、金属製のフードボールが苦手な子もいれば、そもそも家で使っているフードボール以外すべて苦手な子もいます。
普段使い慣れているものだからこそ安心してエサを食べることができ、ストレスなく過ごすことができるでしょう。
保存袋
ジッパーが付いている保存袋を複数枚持って行くことをおすすめします。
旅行中であればフードを入れることもできますし、粗相をしてしまった際に必要なトイレシートを入れておくのに便利です。とくに夏はフードが傷みやすいこともあるので、ドライフードを保存袋に入れてしっかりと保存しておきましょう。
ウェットティッシュ
ペットと外で遊んだ際に足を拭くのに便利です。
チェックイン前やドッグランで思い切り遊んだ際には使ってみてください。その他にも、部屋で粗相をしてしまった際の処置として利用することができます。
ケアセット
汚れは宿にも迷惑がかかってしまいます。そのため、チェックインの前にはある程度汚れを落としてキレイな状態にするようにしましょう。ケアセットはペットによって多少異なりますが、スリッカーやコーム、ブラシなどブラッシングして毛を整える道具が一番分かりやすいです。寝る前のブラッシングにも使えます。
気になる方は歯ブラシなども持っておくと非常に便利です。落とした毛を集めるために接着性の強いコロコロなどもあった方が良いでしょう。
虫よけスプレー
蚊を含む虫は人間だけでなくペットを噛むことがあります。
とくに蚊は感染症の感染源になりやすい虫となっているので、出来る限り近付かせたくありません(予防接種は必ずしておきましょう)。
そういった時に便利なのがペット用の虫よけスプレーです。匂いが苦手な子には無臭のものもあります。ドッグランなど外で遊ぶ予定の子には降りかけてあげましょう。
ペット宿泊時のリスクと対策3選
ペットと泊まれる宿を利用する際には必ずリスクがあること、そしてそれを未然に防ぐ・解決するための対策を覚えておかなくてはいけません。いつでも対応できるようにしておくことが飼い主としての務めです。
宿のルール
ペットと宿泊できる宿にとって『犬を泊まらせる』というものは人間を泊まらせる以上にリスクを負うものです。そのため、人間だけが宿泊できる宿以上にルールを厳格に取り決めていることが多いです。
ルールを破ると、その時点で追い出されることも普通にあり得てしまいます。対策としては、必ず宿に赴く前にしっかりとルールを確認することです。
これだけでも大きな対策になります。記載されていない部分、自分が気になった部分があれば直接確認するようにしましょう。
他の客とのトラブル
ペットと宿泊できる宿には自分たちの家族だけがいるわけではありません。他の家族や犬もいますので、犬同士のトラブルだけでなく客に噛みついたりなどのトラブルが起こってしまう可能性があります。
場合によっては損害賠償などを支払うケースだけでなく、相手側に重大な病気を移してしまうこともあるでしょう。
そうならないためにも、宿のルールを厳守することが第一です。犬を離して良い場所や時間などを守って出来る限り接触がないようにしましょう。
次に、しっかりと最低限のしつけができていることが大事です。
無駄吠えや噛みつき癖などがある場合は治らない限り一緒に連れて行くことは避けましょう。
リードを付けることも非常に大事です。宿に泊まる際には必ず予防接種を受けることを忘れてはいけません。
ペットの体調
そのペットの性格にもよりますが、自分の知らない土地を訪れたり知らない部屋で生活するのは少なからず困惑するものです。それがストレスとなり食欲がなくなったり、ゆっくりと睡眠を取ることができずに体調が悪くなることもあります。
対策としては、まず旅行に行く前にしっかりと体調を確認することです。いつもと違うところがあれば一緒に連れて行くのはやめておきましょう。
次に、いつも使っているフードボールやトイレ、ベッドを持って行くなどして自分の匂いが付いているものを持って行くことです。自分の匂いがあるだけでも格段に落ち着くことができます。
旅行や宿に泊まることに「 慣れる 」ことも大事です。
複数回繰り返すことでそういった環境に慣れたり、むしろ喜んで旅行に付いてくる子になるかもしれません。その逆に何回やっても慣れない子もいるので無理強いだけはやめましょう。
まとめ
ペットと旅行に行く際には、ペットのことを優先して考えましょう。慣れない土地・宿でもストレスを極力なくして『旅行は楽しいもの』ということを教えてあげるのです。